天保悪党伝 新装版 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 56
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041905036

作品紹介・あらすじ

江戸の天保年間、闇に生き、悪に駆ける者たちがいた。御数寄屋坊主、博打好きの御家人、辻斬りの剣客、抜け荷の常習犯、元料理人の悪党、吉原の花魁。6人の悪事最後の相手は御三家水戸藩。連作時代長編。

感想・レビュー・書評

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  • 2021/10/3 読了
     講談「天保六花撰」を下敷きにした悪人列伝。藤沢周平は悪人も描いていて見事だが司馬遼太郎は悪人を書いておらず毒がない、という評あり。本作は両者の違いを示す象徴的作品だと言われる。最後は河内山宗俊のバッドエンドを予感させて終わる。

  • 2020.10.1(木)¥100(-20%)+税。
    2021.8.31(火)。

  • 小悪党たちが主人公の連作短編。
    シリアスなようでシリアスでないような、不思議な作品群で、スラスラ読める。
    達者な筆遣いというしかない。

  • あまり期待していなかったのだけど面白かった。予想と違って人間味のある感じが好きだったのだと思う。最初に読んだ解説が良かったおかげな気がする。解説は重要だ。

  • 『天保六花撰』を元にした連作6編。

    個人的に「赤い狐」「泣き虫小僧」の2作が印象的でした。どちらも悲しく、重い背景の話なのですが、味わいのある読後感に仕上げてあるのが、流石だと思いました。

  • 珍しく各項の其々の登場人物が主人公になってどんどん繋がっていく形。最後は結局相手の方が巨悪というのは予想通りだったが、流石藤沢周平な傑作。

  • 河内山宗俊ら賭博、ゆすり、たかり、辻斬りなどを生業とする悪党?が主人公の連作.もう少し痛快なピカレスクロマンが読みたかった.

  • 悪党たちの、全く胸がすかない生き様が面白い

  • 悪人がんばれ

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著者プロフィール

1927年山形県生まれ。山形師範学校卒業し教員となる。結核を発病、闘病生活の後、業界紙記者を経て71年、「溟い海」でオール讀物新人賞を受賞し、73年「暗殺の年輪」で直木賞を受賞。時代小説作家として幅広く活躍し、今なお多くの読者を集める。作品は『蝉しぐれ』など多数。

「2021年 『いのちを守る 医療時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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