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Amazon.co.jp ・本 (353ページ) / ISBN・EAN: 9784041906101
みんなの感想まとめ
日露戦争や日清戦争を背景に、参謀・島村速雄の人生を描いた作品は、彼の地味ながらも重要な役割に光を当てています。島村は自ら目立つことを好まず、裏方として活躍した人物ですが、実際には戦略決定において極めて...
感想・レビュー・書評
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日露戦争に連合艦隊参謀長として活躍した、島村速雄。司馬遼太郎「坂の上の雲」では東郷、秋山の陰で目立たない存在として描かれていたが、どうしてどうして、なかなかの傑物、戦略決定に極めて重要な役割を演じていたとは。
巻末の半藤氏の解説では、「司馬さんの文学は、…歴史を俯瞰する、すなわち、歴史を大づかみにして読者に示しながら登場人物の活躍を描いていく様式で統一されている。…しかも作者の生き方の好みである美学によって、事実の取捨選択がなされているから、人物はいずれも司馬さん好みのスッキリとして格好いい連中ばかり」であるのに対して、著者の作風を「俯瞰というより草の根をわけ地べたを這うほうである。歴史の襞に隠されてしまっていた人物や新しい事実を手探りで掘り出しつかみとってくる」と分析している。今後、他の著書も読み進めてみたい。
なお、半藤氏の解説にある、晩年の秋山真之に関する真実にはびっくり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
島村さんが兎に角カッコイイです。
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日露戦争時の日本海軍の名将というと,東郷 平八郎や秋山 真之と云った濃い面々の陰にかき消されがちな島村 速雄の伝記小説.なにせ島村本人が一生涯裏方に居る事を好んだ人なので話はすごく地味.しかし,自分を褒める新聞記事が出ると,「それは誇張と事実誤認がある」と訂正記事を求めたりするあたり,男っぽく痛快で好感の持てる人物に描かれている.
著者プロフィール
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