- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041906125
感想・レビュー・書評
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後編は「戊辰・箱館編」ということで、斜陽の新選組。第二次長州追討から伊東甲子太郎一派の分離、油小路の変を経て、鳥羽伏見開戦から流山、ついに近藤さん捕縛、斬首となり、終盤は土方さん中心に箱館新選組と、明治まで生き残った隊士のその後を追う。
こちらでも引き続き子母澤批判。近藤勇の遺体を掘り起こしたという近藤勇五郎の証言すら創作とは思ってなかったので驚き。フィクションならフィクションと言っといてくれればいいのだけど、関係者の証言を装うのはさすがに罪深い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
※2004.12.24注文@Amazon、12.26到着
2005.1.3読書開始
2017.5.6売却@Book Off -
(「BOOK」データベースより)
壬生浪士、略して壬生浪と蔑称されるところから身を起こし、佐幕派第一等の武闘集団にまで成長していった新選組は、短い絶頂期を終えると急速に瓦解していく。尊攘激派を京から一掃して以来の増長と士気の弛緩、相次ぐ粛清と隊内抗争、そして敗戦―。若さゆえに満たされぬ思いを胸に京をめざした新選組の隊士たちが、時流との戦いに敗亡していくまで、さらには明治を生きた元新選組隊士たちの歩みまでを通説と真実を徹底的に洗い直して描く真の新選組通史。 -
この本は新撰組について書かれている本です。新撰組に興味がある人はぜひ読んでみてください
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奥羽〜箱館を調べるときに、よくひっぱり出す論本。
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幕末・京都編と戊辰・箱館編の全2巻。新選組の歴史を、史料引用を交えながら詳しく解説している本です。決して悪い本でも不便な本でもないのですが、『新選組日誌』の詳しさと便利さには劣ります。そこまで詳しく知らなくて良いから、人よりは詳しく知っておきたい中級者向け。文庫だからお手軽。
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戊辰・函館で活躍した隊士について書かれています。