夜の海に瞑れ (角川文庫)

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感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041911020

作品紹介・あらすじ

癌に冒された老ヤクザを故郷の淡路島まで運べ。舞いこんだ依頼はたやすいはずだった。だが、謎の追手の襲撃によって、老人と親友が拉致される。しかも、その老人は、五十年以上前にシベリアの捕虜収容所で、凍土に葬られたはずの男だった。組織を裏切った老ヤクザの本当の狙いは何か。殺し屋、ロシアンマフィア、そして日本の闇権力の陰謀と裏切りが交錯しあう中で、探偵碇田が執念の追跡の果てに見たものは…過去の傷痕に引きずられ、闇に蠢く男たちの吐息。信義なき世界でぎりぎりの誇りを全うする孤独な闘いを、壮大なスケールで描き切る、冒険小説の逸品。

感想・レビュー・書評

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  • 二転三転しながら様々な傷を持った男達と
    闇社会に蠢く男達が交錯する、ストーリー…
    これぞ、ハードボイルドといったスリリングで
    醍醐味の詰まったデビュー作。
    20代で書いた内容とは全く思えないですね。

    過去のハードボイルドの枠を大きく逸脱した、
    新世代感覚というものでもなく、この時代に優れた
    内容、ストーリー、表現のハードボイルドそのもの…
    という芯の強いブレない作品のような気がします。

  • 最後がちょっと不満だけど、単純に面白かった。事態の転換がおもしろく、またシベリア抑留がツボにはまった作品。

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著者プロフィール

作家

「2021年 『名もなき少女に墓碑銘を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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