刹那の街角 (角川文庫)

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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041911068

作品紹介・あらすじ

「俺たちの仕事は、人を疑うことだ」-拳銃は要らない、同情は敵。捜査に必要なのは、心の襞を辿る指先と人の哀しみを見極める眼だ。タレ込み屋の奇妙な依頼が真相を暴く、幸薄いひとりの女の死。表題作「刹那の街角」をはじめ、運命に翻弄され、いつしか犯罪に巻き込まれていく人々の哀感を、刑事部屋の目を通して描く珠玉の連作七篇。警視庁捜査一課、中本係長率いる通称"中本軍団"の刑事たちが繰り広げる警察小説集。

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。警視庁捜査一課中本班。

    まさにこれが警察小説!!と言いたいぐらい、真っ当な警察小説だった。決して今風ではなく、一昔、いや二昔(?)前の警察ドラマ(「特捜最前線」のような)を見ているよう。でも、それがイイ。名探偵が如く、推理力バリバリのキャラクター性の強い刑事ではなく、一人の人間としての刑事を読むことが出来る。一つ一つのストーリーも決して派手ではないけれど、深い人間関係や、意外な展開もあって、面白く読めた。最新作で、また中本班のメンバーが登場するようなので、その作品を読むのも楽しみ。

  • 人物設定がわかりやすく、かつ短編でおもしろい。
    そして、この人の特徴なんだろうな。読後、切ない。
    読み終えて、ふ、っと気付く。あぁ、こんなこと忘れてたんだなって。
    好きです。[刹那の街角]が個人的に好き。

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著者プロフィール

1963年横浜生まれ。91年「ハミングで二番まで」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。99年『幻の女』で第52回日本推理作家協会賞を受賞。四六判の近著に、『心に雹の降りしきる』(双葉社)、『虚国』(小学館)、『熱愛』(PHP研究所)。

「2015年 『女警察署長 K・S・P』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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