- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041916087
感想・レビュー・書評
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これ、どこで気になったんだろ?ブックオフのコラム欄かな?と思ったけど、ホラー特集を探しても、無かったし。そっちに特化したものでなければ、書評で取り上げられることもよほどないと思うから、ホント、どこで見つけてきたのか謎。暑くなってきたし、ホラーが気になる時期だなってことで本作を読んだけど、まあ要らん。謎の書き置きから物語が始まって、結局最後まで明かされんまま引っ張られるんだけど、それほどの価値がある結末って訳でもないし。
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35歳、デザイナーの麻由美は都内に新築マンションを3800万円で購入する。ローンの繰り上げ返済のためにルームメイトを募り、添乗員・乃理子との同居生活がスタートした。しかし、お互いに「秘密」を抱えているために、ぎくしゃくしはじめる2人の関係。ある日乃理子が部屋に呼び入れた女性が、2人の生活を崩壊へと向かわせた―。嫉妬、虚栄心、独占欲…。女性心理の名手が紡ぎ出す、渾身のホラー・サスペンス。
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初めから怖い。冷蔵庫がキーになっていて、実は乃理子が冷蔵庫に不倫相手の妻の……、などと考えてしまったが、それは深読みだったか。だが、見知らぬ他人が住む部屋の同居人になるというだけでもかなり怖い気もする。そして、お互いの疑心暗鬼も手伝って、さらなる恐怖を引き入れてしまうのだから、どうしようもない。タイトルの真の意味がラストになって判るが、そこはまったくのホラーで、叫びだしたくなる。じわじわと怖い一冊である。 -
お互いに秘密を抱えたまま、ルームシェアをする34歳の女性ふたり。やがてその小さな城で事件が起き……。
女性の「家」というものに対する考え方、執着がよく表れていて面白い。中盤までの盛り上げ方は思わずこちらも怖くなってしまう展開だったが、ラストのオチが、直前に読んだ『婚約者』と同じというまさかの偶然に。 -
ルームシェアを題材にした作品。
ルームシェアって、一度もしたことないし、やりたいとは決して思わないが、これを読んでますますそう思った。 -
すごく気持ち悪かったです。いい意味です。多分作者が意図した気持ち悪さです。人が生きている中で発している"臭い"みたいなものがリアルに描かれていて、読んでいるうちに多々、鼻を動かしていました。
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角川ホラー文庫の新津作品タイトル3文字シリーズ(勝手に命名)
新築マンションを購入した主人公がローン返済のために
ルームシェアを始めるが・・・
よくある感じの話で、夏に2時間ドラマでやれそうな話です。
でも新津さんの女性描写が好きなので面白く読めました♪
これもまぁ、サイコ系かな。 -
自分のマンションを買った麻由美と、ルームメイトに採用された乃理子。秘密を抱えたまま暮らしているとぎくしゃくし始める。ある日招き入れた珍客が、転機となる。最後はぞっとする結末。
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/?day=20070523
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新築のマンションを購入した主人公。ローンの繰上げ返済のために、ルームメイトと暮らし始めることに。しかし、互いに秘密を抱えているがゆえに、徐々にギクシャクしだす。そんな折、ルームメイトがホームレスの女性を、主人公に無断で部屋に上げたことから、さらに大きな齟齬をきたすことになってゆく。
今回も、話の展開がドキ×2もんで、手に汗握った。でも、毎度のごとく、オチはあっさり、っていうかオカルト結末。
また尻すぼみの結末かぁ・・・とおもいきや「エピローグ」がスパイスとなってて、おもしろかった。これにはうっちゃりをくった。 -
35歳、デザイナーの麻由美は都内に新築マンションを3800万円で購入する。ローンの繰上げ返済のためにルームメイトを募り、添乗員・乃理子との同居生活がスタートした。しかし、お互いに「秘密」を抱えているために、ぎくしゃくしはじめる2人の関係。ある日乃理子が部屋に呼び入れた女性が、2人の生活を崩壊へと向かわせた―。
嫉妬、虚栄心、独占欲……。女性心理の名手が紡ぎ出す、渾身のホラー・サスペンス。 -
35歳で3800万円のマンションを買った麻由美は、ローンの足しにと、ルームメイトと同居を始めるが・・・。
女の見栄とか意地とか、あ〜、わかるわかるって感じ。
でも、だからといって、こんなにみんな不幸にならなくてもいいのに〜。 -
女性の心理描写はおもしろいのだけど、段々と現実感がなくなっていくのが残念。
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女の嫉妬心が見えてる作品です。結構女の嫌な部分を押し出してる感じがして面白いです。