担任 (角川ホラー文庫)

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  • 角川グループパブリッシング (2004年1月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784041916094

作品紹介・あらすじ

34歳独身の直子は臨時採用の教師して埼玉の小学校に赴任する。担当のクラスへ行くと、ある席が空いていて机に千羽鶴が載っている。その席には誰もいないはずなのに、日が経つごとにある女の子の姿が見えてきて…。

みんなの感想まとめ

ホラーとミステリが巧みに融合した物語は、緊迫感あふれる展開で読者を引き込みます。主人公の直子が臨時教員として赴任した小学校には、行方不明の少女の空席があり、次第にその席に姿を見せる女の子の存在が彼女を...

感想・レビュー・書評

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  • ホラー・サスペンスは息もつかせず読ませるものにかぎる。
    一気読みした、面白かった。

    中盤、ホラーに強い?私でもトリハダがたつところがあった。

    学校にいる子ども達の様子が、現状に即した感じで描かれていた。

    「母性」がテーマのひとつ。
    最後、せつない余韻。


  • 最初からどうも怪しいと思ってはいたが、まさかそこでいきなりトチ狂った教育者やら本当の父親やら出てくるとは思わず、行方不明の真相にはびっくりした。思わせぶりなラストはやはり、直子のいるはずだった子供を暗示しているのか。直子にはいい教師になってほしいと思った。新津きよみさんて幽霊よりも生き霊とか憑依の方がお好きなのかな、でもそちらの方がより、人間に直接働きかけてきそう。

  • 一つの作品中に、ホラーとミステリを共存させるのは非常に難しいと感じています。
    ホラー要素は胡散臭く、ミステリの謎解きも色褪せてしまい、結果「シラけちゃう」からです。
    「なぜわかったかというと、霊が教えてくれたからです」って言われたら、あっそうですか…っと思うしかないですよね(^^;;
    小学校教師という職業の主人公や同業者、児童の描写が細やかだったのに対し、加害者側ともいえる登場人物がおざなりな気がしました。
    また、真相の鍵となる文章は「ここ大事!」と言われてるかのようにバレバレで(^^;;
    実際に起こってもおかしくない事件性や舞台設定だったので、リーダビリティは抜群です!一気に読ませるだけの力量とモチーフはお見事。
    ただ、謎解きの過程と肝心の真相が、それらに見合うだけのものにならずに終わったのが残念でした。

  • 誰かがいなくなって、そのいなくなった人がいた場所では、
    いなくなった人のことをどのように扱うか・・・


    見たいな話だと思ってたら、なんだかサスペンスみたいでした。

    いろんな意味で楽しめました。
    あーこわいこわい!!!!

  • 34歳独身の直子は、実家で母親の介護をしながら教職に就く機会を窺っていた。ある日から臨時採用の教員「臨採」として、小学校のクラスを受け持つことになったのだが、そのクラスでは、一年前にひとりの少女が行方不明になっており、彼女の席は空席のままだった。直子は担任としてクラスの子供と交流を深めていくが、なぜか次第に空席のはずの席に少女の姿が見え始める。自分にしか見えないその少女は、行方不明になった少女の幽霊なのか・・・何故自分にしか姿を現さないのか・・・直子は、自分の頭がおかしくなってしまったのではないかと恐怖感を抱くのだけれど、次第にその幻の少女との交流を深め、少女の身に起こった真実を暴いていく。直子の心境の変化も読んでいて面白かったけど、少女の身に起こった出来事の真相が最後の最後で明らかにされ、とても意外な結末だった。

  • 静と動からなる。盛り上がりとかはなく淡々と進んでゆく。ただ結末は少し意外だったので、よかったかも。

  • 単純明快でわかりやすく、だけど、面白いのが、新津先生の作品である。
    途中から、結末がなんとなく読めてはきたが、それでも楽しめる。
    「おかあさん」と教室に上がった声が余韻を残す。

  • 081015 行方不明になった子のいるクラスの雰囲気が居心地が悪い。ほとんどの子が死んでしまったと思っているが、たった一人その子の親友は死を認められない。その一人の行動が、本気なのか意固地になっているのか掴めず、怖い。

  • オチは途中から分かります。

  • 新津きよみ先生の作品は女の人の心を描いている作品がおおいのですが、これもあるあると思いながら読みました。

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著者プロフィール

新津きよみ長野県生まれ。一九八八年『両面テープのお嬢さん』でデビュー。二〇一八年『二年半待て』で徳間文庫大賞を受賞。『女友達』『トライアングル』『ふたたびの加奈子』など多くの作品が映像化されている。主な著書に『夫以外』『ただいまつもとの事件簿』『セカンドライフ』『妻の罪状』など。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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