ルーム (角川ホラー文庫)

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感想 : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041916100

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  • 09.20.08読了。 ホラー本にだけど、あえてミステリーに分類。7年家族と絶縁状態だった姉の理美が急死する。両親はすでに亡くなって妹の友美だけが唯一の家族。彼女が空白の7年間を調べていく。まー内容はこんなもんかね・・・というような程度。すごいともがっかりともない。

  • 妹の友美(主婦)と姉の理美(独身)、妹の奈央子(独身)と姉の加寿子(主婦)。理美の死をきっかけに物語が始まり、理美の部屋に隠されていた白骨の謎を軸に物語が展開される。友美と奈央子を通して女性の抱える問題や心情が描かれているが、いまひとつピンとこないのは自分が男性だからか。サスペンスとしては少々生温く、結末もやや肩透かし。

  • したたかな女になりたいなー
    一人暮らしをあえてしたくなる。

    どんでん返しとかはない。
    さらさらよむやつ。

  • 理美が実家と絶縁するきっかけになった出来事に妙に共感した。それも含めた母娘の関係の描き方には、子供のころから優等生で仕事に生きている女性ならば共感するのではないだろうか。

  • 記憶力がズバ抜けてよく、成績はずっとトップクラス。
    東大を卒業後大企業に就職した優秀な姉。
    しかし、そんな姉の中には周囲には分からないような家族への憤懣、ストレスがたまっていてそれが突然爆発してしまう。
    その場が妹のお見合いの場だったため、姉は家族と絶縁状態となった。

    そんな姉が亡くなったと知らせを受けた妹は姉の部屋を訪れる。
    そこにあったのは一匹の猫と人のものらしき骨。
    以後、姉の遺品を整理する中で姉の生活や交友関係、姉の秘密が見えてくる。

    7年間家族と絶縁状態だった姉の部屋を訪れた妹。
    そこにあった人骨。
    何やら不気味で恐い雰囲気の漂う話だとあらすじだけを見ると思いますが、この本からは恐さは感じませんでした。
    この話で見えてきたのは恐さよりも家族と絶縁し、夫も特定の恋人もいなくて一人で自立しようとした女性の孤独な姿。

    また、魅力的な設定だと思うのにそれほど引き込まれて読むという感じでもない本でした。
    多分、文章のせいだろうと思います。
    どうも関係ないと思う所を丁寧に書きすぎているような・・・まだるっこしいイメージを受けました。
    真相もかなりあっけないもので拍子抜けしたというのが正直な所です。

  • 1回読んでるはずだけど全然覚えてないや。あまり面白くなかった印象。処分する前にもう一度読むか。

  • 書き下ろしということで期待はあまりしていなかったが、やはり中盤ダレダレ。伏線だの動機だの考えて読むとばかをみるかも。推理小説でもサスペンスでもなく、女性論を愚痴っぽく書いているだけみたいな印象でした。でも最後まで読めたし、星ふたつ。

  • 一人暮らしの日常と親との関係には共感できましたがついていけない所も多々ありでしたお姉さんの交友関係で2人の女性が出てきますが、お姉さんがはなった言葉で1人の女性は、初対面にもかかわらずお部屋の保証人になってあげたりします。あーそうしてあげちゃうの分かるな〜という程お姉さんの人物像が描かれていないのと妹の行動の描かれ方が中途半端な感じがして少し物足りなかったです。

  • 親子、姉妹でも理解できない心の葛藤がある。
    育てられ方、生まれ持った性格、相性など原因は様々なのだが、意地を張り合い理解しようともせずに永いこと離れ、本当の気持ちを察し、わかってあげられたのが亡くなったあとではあまりにも虚しい。
    角川ホラー文庫の分類に入ってはいるが、仕事に生きがいを感じ独りで生きる女性のもうひとつの心の一面や、老いた親への複雑な心境が上手く表現されており新津さんならではの人と人との心の機微に胸にくるものがあった。

  • 「中平里美さんは、ご存知ですか?」と、黒崎友美のもとに電話が・・。それは、家族と絶縁状態にあった実の姉の名前だった。その電話で病院に行くとくも膜下出血で倒れた姉の姿が・・。翌日になるとそのまま息を引き取った。後始末のために、マンションに訪れた姉の部屋には、幼児の白骨が段ボールに入ってた・・・。都会でたった一人で生きていた姉。姉の部屋には、どんな秘密が・・・。そして、どんな過去が・・・。
    一方、片桐奈央子は、独身の女性だけで集うクリスマスパーティーで、中平里美にあっていた、彼女も東京で一人で暮らしている。田舎には、一人で居る母親がいて・・。

    てな、感じで友美と奈央子の物語であります。日常にありそうな感じのホラーです。
    新津さんの作品を久し振りに読みました〜。(1年ぶり?)安定してて、読みてお引き込むのが上手い作家です

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著者プロフィール

長野県大町市出身。青山学院大学文学部仏文科卒業後、商社勤務などを経て1988年に作家デビュー。女性心理サスペンスを基調にした作品を多数手がける。『二年半待て』で2018年徳間文庫大賞受賞。近著に『始まりはジ・エンド』『セカンドライフ』『ただいまつもとの事件簿』などがある。

「2021年 『妻の罪状』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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