トライアングル (角川文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年5月25日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041916155
作品紹介・あらすじ
小学4年生の時に誘拐され、殺害された少女・葛城佐智絵。同級生で佐智絵に恋心を抱いていた郷田亮二は、医学部を卒業して一度は医師なったが、その職をすてて刑事になった。どうしても犯人を突き止めたかったからだ。だが、事件を追う彼の前に「葛城サチ」と名乗る女性が現れる。彼女は殺されたはずの佐智絵にあまりにも似ていた。国際刑事警察機構のエリート駆け出し刑事・郷田が執念で辿り着いた事件の全貌とは-。
感想・レビュー・書評
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死んだ兄の代わりに一度は医師になった亮二。
死んだ被害者の代わりに佐智恵のフリをして生きる幸。
事件が一度起きてしまうと、被害者だけでなくたくさんの人の人生が少しずつ狂ってしまう。
犯人は・・・あれでいいのだろうか?
いきなり登場、いきなり死亡、いきなり告白。
何となくすっきりとしない終わり方だった。
ドラマ化されたときは、もっと意外な犯人だったのだけれど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
登場人物のキャラが立っていて、ストーリーも面白かったが、肝心の謎の部分があっさり明かされていくのが少々不満。仕事に生きる女性たちが描かれていたのが良かった。
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2009年に江口洋介さん主演で放送されていたドラマがとても面白かったので
文庫化されるのを心待ちにしていたのですが、気づく事が遅れてしまい本日やっと手に入れ読む事が出来ました。
主人公・郷田亮二が小学4年生の時に誘拐され殺されたクラスメイト・葛城佐智絵を名乗る『葛城サチ』を巡り大人になった亮二とその周りの人間達が怪しく動き出す。。
ドラマとは大分話が違う事に驚きましたが、個人的にはどちらもそれぞれ別の楽しみ方があり良かったです。
『自分の人生を生きているか』
著者が伝えたかったメッセージを自分なりに咀嚼したいと思います。 -
途中から一気に引き込まれてしまった。ほのかな恋心がそこかしこに散りばめられているのが、よかった。最後も、救いようのないものにならず、安心。
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大きな謎が出てきた、と思ったら、あっさり明かされるという展開が何度もあり、あれ~?となってしまった。そういう意味で予想外の展開でした。
割りと勝手に解決してゆくので、気持ちの盛り上がりがついて行けないかも。 -
2011年6月26日読了。
以前、フジテレビ系でドラマ化された時から気になっていた作品が文庫化されたので購入(ちなみにドラマは見ていません)。
親の期待する医師への道を捨て、インターポールで刑事の職に就いた郷田亮二には、小学生時代に同級生の少女が何者かに誘拐され、殺害されたという過去があった。
少女の名は桂木佐智絵。亮二にとって初恋の相手だった。
20年後の同窓会に出席した亮二たちの前に「葛城サチ」と名乗る女性が現れてーというストーリー。
小学時代の同級生や恩師が偶然出会う確率が高すぎるのがちょっと気になるといえば気になるのだけれど、ミステリーとしてとても面白いのでそこは眼を瞑ることにします(笑)
初恋がベースにあるので、切なさがまたいいスパイス。
ドラマは結末も犯人も違うみたいなので、そちらも見てみたくなりました。 -
いろいろな関係の3人を鳴らす、あの事件あるいは刑事郷田。衝撃的な出来事が、その後の生き方に影響を与えることがある。
心情を想像する場面で効果的に現れる手紙が印象的でした。
著者プロフィール
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