セーラ号の謎―漂流者 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 75
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (540ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041919033

感想・レビュー・書評

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  • 荒れ狂う海に浮かぶヨット。
    しっかり密室ですね。しかも、海の上という恐怖もオマケでついてくる。

    面白かったから読んでみて!とおすすめされた一冊。

  • とある理由により無人島に取り残された男が、
    時を同じくして、とある理由で漂流する
    「セーラ号」を見つけた事から始まる
    漂流とミステリが9:1ぐらいの作品。

    ほぼ漂流だこれ。

    この人の作品はたいていどんでん返しか
    叙述トリックがメインというわかりやすさがあって、
    かつ日誌とボイスレコーダーが出たら倍率ドン
    なので、この作品は分かりやすかった

    じゃあトリックが分かったからつまらないか?
    というそんな事は無い。というかむしろ面白い。

    本を読んでるとわかる「読むべくして読む」と
    「続きが読みたくて読む」の二種類があると思う。
    この人は間違いなく後者の文を書く。

    特に今回は海洋冒険要素もあるので、展開が
    めまぐるしく変わるので読んでいて飽きなかった。 
    ただ、ミステリかと言われれば間違いなくミステリ
    だけど、いまいち納得出来ない気分は残る。

    「殺人鬼の正体が最後までわからないから
    ジェイソンはミステリ」って言われてる感じに近い。

    謎は謎だけど……みたいな。
    もちろんトリックはしっかりしてるし、
    やられたーってなる人もいるので、
    楽しめる一冊なのは間違いないです。

  • 長かったけど読みやすかったのでほぼ一気読み(笑)
    登場人物が入れ替わっていたのは途中で見えていたので結末も大ラスの飲酒運転のくだり以外はほぼ予想どうり。

  • 最後まで一気に読める面白さはあるが、真相が早くからなんとなく分かってしまう。自分は謎解きが苦手なので「こんな簡単なはずがない、何かもっと裏があるはず」と思って考えながら読み進めたが、結局そのとおりだった…。もうひとひねり欲しかった。

  • いやいやいや…
    何度も絶望の世界に陥った。
    何度も辛かった。
    わたしは何度も死んだ…


    これぞ折原さん。
    犯人がつかめなかった。
    最後の最後にやっとでてきて…

    ああ、つかれた。
    一気には読めなかった。
    あまりに絶望の世界で。


    ああ、つかれた。

  • 叙述トリックとかどうでもいいと思うんだよね。
    他の人は解らないけど、個人的には俺が実は誰、とか別に興味が無い。っていうか。
    ただ、そーゆーところを抜きにしても面白いと思うんだよね。大海原という開放的なイメージがある舞台が実はとても閉鎖的な空間でお互いを追い詰めあう。段々と狂っていく心の動きが読んでいてゾクゾクしてくる。
    不満があるとすれば視点移動の多さ。
    感情移入がやりづらい。
    特に、女性視点に対して好意的になれず、どうしても冷めて読んでしまった。
    探偵視点も話を説明するためだけに使われているので、無駄のように感じられるし。
    と文句を言いつつも楽しめたと思う。複雑な構成を難なく読ませる技術は凄いとしか感じられなかった。

  • 長めの話なのに一気読みでした。やっぱりこいつだったのか、と思いました。ラストの文は嫌いじゃないんですが…いるのかな?

  • 叙述トリックです。文中にヒントをさりげなく埋め込んでいます。
    少し設定が強引な気がしますが、謎解きが楽しめる作品だと思います。

  • これ読むと漂流は絶対したくないと思いました。

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