神秘家列伝 其ノ弐 (角川ソフィア文庫 312 怪BOOKS)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 96
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041929094

作品紹介・あらすじ

目に見えない存在を感知していた神秘家たちを水木しげるが描くシリーズ第二弾。今回取り上げるのは、安倍晴明、長南年恵、コナン・ドイル、宮武骸骨。「見えない世界」を感知していた異人たちの半生とは。

感想・レビュー・書評

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  • あとがき解説を読んだ時、凄く残念な思いを持ったのが本書シリーズだ。鬼太郎でしか水木しげる氏を知らない人からすると、このシリーズは得体の知れない世界だと思うが、水木しげる氏らしい見立てで歴史上の人物を書き出した作品で、とても豪勢だ。本作は安倍晴明、コナンドイル。とセレクトも面白い。個人的には長南年恵と言う人物を知れたことが習慣◎※なぜか冒頭記載の残念な思いが打ち消されたのは、あとがきにシリーズ終了が記されていたにも関わらず、僕がこのシリーズを読み始めたのが参からだったと言う事実。どーしてシリーズ継続になったのかその経緯を知りたい。と言うのは、私の性でしょうかw

  • コナンドイル登場!

  • 安倍晴明、長南年恵、コナン・ドイル、宮武外骨について収録。解説京極夏彦。
    なぜかこれだけ随分前に持っていたので背表紙のデザインが他の三冊と違っていて、本棚に並べた時にとても落ち着かない。
    文庫はあんまりデザインを変えないでほしいよ。

  • 『其ノ一』より調子が出てる。コナン・ドイルの小説が生活のための余技だったのが驚き。

  • 謎の女性・長南年恵に特に関心が湧く。食事は生水しか摂らず、いつまで経っても若く美しいままの外見。こんな人物が実際存在していたということが凄い。神通力も凄かったらしい。

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著者プロフィール

1922年(大正11年)生まれ、鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、ラバウル戦線で左腕を失う。復員後、紙芝居画家を経て貸本漫画を描き始め、1957年『ロケットマン』でデビュー。以後、戦記もの、妖怪ものなど数多くの作品を発表。1965年『テレビくん』で第6回講談社児童漫画賞を受賞。1989年『昭和史』で第13回講談社漫画賞を受賞。1991年紫綬褒章受章、2003年旭日小綬章受章。主な作品に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』『総員玉砕せよ!』『のんのんばあとオレ』など。2015年11月死去。

「2022年 『水木しげるの大人の塗り絵 あの世紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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