神秘家列伝 其ノ3 (角川ソフィア文庫 314 怪BOOKS)
- KADOKAWA (2005年1月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041929100
感想・レビュー・書評
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『神秘家列伝』は本人そのものが神秘的な人と、神秘に惹かれる人を分け隔てなく扱っている。其ノ参では出口王仁三郎と役小角が前者、井上円了と平田篤胤が後者だろう。潤沢な資料で本人の足跡を辿れる人と、半ば伝説化した人も分け隔てなく扱っている。水木しげるの筆致で描かれると、役小角の神変不可思議も「ありえた」と思えてくる。
ご存命なら2022年で100歳。100歳での作品を読みたかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゲゲゲの鬼太郎でしか水木しげるを知らない人は不思議な作品なのだろうが、心的世界の漫画家水木しげると捉えると至極納得な内容。むしろ、後書きがどーして佐野史郎さん?と言う単行本仕立ては最後の最後で納得に◎お陰でシリーズ読走決定です。
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妖怪博士の井上円了。信じないが故の膨大な調査に敬服。
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出口王仁三郎、役小角、井上円了について収録。解説佐野史郎。
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役小角の顔がよかった。
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出口王仁三郎と役小角が誰なのかやっとわかった。一歩下がったところから観ている水木さん。
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井上円了、平田篤胤の話が好きだ。不思議なものに関心を持つ、あるいは解明しようと取り組む人物はどんな時代でも出てくる。現代でもそうだ。