畏悦録 水木しげるの世界 (角川文庫)

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  • 角川グループパブリッシング (2007年7月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784041929254

作品紹介・あらすじ

霊界の女に魅入られた男の不気味な恋の行方を描く「終電車の女」、吸血鬼に憧れる少年の悲劇的な結末を描く「血太郎奇談」など、妖しげな触感がとめどない幻惑を誘う十三の水木ワールド!

みんなの感想まとめ

不気味で幻想的な世界観が広がる短編怪奇集で、シュールな要素と深い思索が織り交ぜられています。収録された作品は、霊界に魅入られた恋や吸血鬼に憧れる少年の悲劇など、妖怪や幽霊を通じて現代社会を風刺する内容...

感想・レビュー・書評

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  • シュールでいながらどこかしら思索的。
    第1章 怪奇譚
    ・終電車の女
    ・猫又
    ・墓守虫
    ・血太郎奇談
    第2章 狂気譚
    ・大人物
    ・一番病
    ・暑い日
    ・霊形手術
    ・木枯し
    第3章 幻想譚
    ・天国
    ・ヘンラヘラヘラ
    ・コケカキイキイ
    ・最初の米

  • 水木さんの短編怪奇集。
    恐怖の中に水木流の哲学が入っていて色々学ばされる話もあった

    >収録内容
    「終電車の女」
    「猫又」
    「墓守虫」
    「血太郎奇談」
    「大人物」
    「一番病」
    「暑い日」
    「霊形手術」
    「木枯し」
    「天国」
    「ヘンラヘラヘラ」
    「コケカキイキイ」
    「最初の米」

  • 怖さと凄みのある話が揃ってます。鬼太郎・三平じゃない水木しげるの入門書にいいのではないかと。

  • 日常からほんの少しズレただけの所にある非日常、異界。登場人物たちの望むきわめて俗っぽい幸福と皮肉なオチにウームと呻らされます。異常なことに対して、まるで恐怖感の脱落したような彼らの態度が怖い。

  • 猥雑な人間界に対する鋭い警句に満ちた?畏?れおおくも“悦”ばしい13の中・短篇を厳選。

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著者プロフィール

水木 しげる(みずき・しげる):1922年鳥取県境港市出身。太平洋戦争に従軍し、戦地で左腕を失う。戦後、魚屋、輪タク屋、アパート経営などを経て紙芝居を描き始めたのち漫画家に転じる。講談社児童まんが賞、日本漫画家協会賞文部大臣賞、仏アングレーム国際漫画祭最優秀作品賞ほか受賞歴多数。91年紫綬褒章、2010年文化功労者。代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』『総員玉砕せよ!』『日本妖怪大全』などがある。15年逝去。

「2024年 『水木しげる厳選集 虚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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