貸本まんが復刻版 悪魔くん (角川文庫)

  • 角川グループパブリッシング (2010年9月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784041929292

作品紹介・あらすじ

天才的頭脳を持つ「悪魔くん」こと松下一郎少年が、人類が平等に幸せな生活ができる理想社会『千年王国』の樹立を目指し、現代社会に戦いを挑む! 著者の貸本時代を代表する大傑作!

みんなの感想まとめ

テーマは、天才少年「悪魔くん」が理想社会『千年王国』の実現を目指し、現代社会と対峙する姿です。作品は全5話のうち3話で打ち切りとなったため、ラストは衝撃的で切ないものとなっています。松下版の悪魔くんは...

感想・レビュー・書評

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  • こんな話しだったっけ??と

    他の方の評価見ると
    全5話が3話で打ち切りと…
    だからなのか衝撃的な終わり方

  • なによりもびっくりなのはラスト

  • 松下版悪魔くん。一番最初の悪魔くんの復刻版。1〜3巻分がぜんぶ入ってます。千年王国よりもブラックですね。打ち切り作ということでラストはなんとも切ない…

  • 「1万年に一人の天才」だが小学校二年生だけに情緒不安定。「人類を救う」偉業をする意気込みと裏腹に家庭教師を犠牲にして悪魔を呼び出そうと…。第一巻が2300発行で900余しか売れなかったので、全5巻が「3巻で打ち切り」と決まった/当初のストーリーは、保守反動=悪の根源である「エジプトのスフィンクス」と十二使徒を擁する悪魔くんの全面対決であったらしい。西洋の終末論をそなえた宗教の攻勢(産業革命…)に対し、東洋思想=生死観の象徴である「八仙老人」は目先的には救世主=メシア抹殺を図るウルトラ右翼だが、「魂を保存」して後日を期す。

  • 水木しげるのマンガ悪魔本。
    欲望につぶされる凡庸な人間の小ささと、大きな夢が中絶される世の中の不条理さとを描く。

    召喚された悪魔のキャラ設定の仕方が実に老獪で、「これは絶対に実在する」と思わされる。

    ---
    以下、覚え書き。

    マンガ『20世紀少年』の「エロイムエッサイム」の元ネタはここでした。

    「ゲゲゲの女房」を見計らって角川が文庫化したのね!
    普段ほとんどTVをみないので気づきませんでした。

  • 星ふたつ付けといてなんですが、毒があって、アングラっぽくてとても面白い。

    ただいかんせん打ちきり作ということで、最後のまとめ方は納得し難いものが。1000年王国版を併せて読まれるべきかと思います。

  • 正義の味方というより、イデオロギーに取り憑かれた異端者のような悪魔くん。善悪では計り切れないダークな部分がたまらない魅力です。
    当初から悪魔くんの思想とは相いれない佐藤=ヤモリビトの視点で語っていることで、悪魔くんのとらえどころのない不気味さと裏切り者が身内に存在するスリルを味わわせるところがうまいです。
    打ち切りになったこともあり、後半はどう考えても世界観に合わない黒幕が出てきてストーリーが破綻しているのが残念。「千年王国」版の悪魔くんも是非読んでみなければと思いました。

  • ゲゲゲの女房効果で、本屋で立ち読みで読んだ。面白かった。他の水木しげるの作品も読んでみたくなった。

  • 貸本版悪魔くん。
    内容は千年王国とほぼ一緒ですが、貸本版の方が更にダークな雰囲気です。
    今年悪魔くんの貸本版が3種類出版されましたが。
    同じ内容でこの値段で買える文庫版は素晴らしいと思いました。
    ただ普及版も限定BOXもそれぞれに惹かれるものがあるので。
    選択肢が沢山あるのは嬉しい限りです。

  • まさかこげに早く文庫版が出るとは。角川は出し時というものをやはり心得ておると思う。

  • エロイムエッサイム、われは求め訴えたり!

    基本的なストーリーはちくま文庫の「悪魔くん千年王国」とあまり変わりがないです。
    個人的には千年王国の方が好きですが、こっちはカラーページがあるのが素敵。

    さてこうなったら次はノストラダムス大予言とか三代目とかも復刻するべきじゃないかと思うんですが。頼むよ講○社。

  • ◆購入日 9/26◆

    限定BOXが高くて諦めたけど…諦めきれなくて、うぐうぐしてたら文庫でた!!!うれしい!!(^ω^)

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著者プロフィール

水木 しげる(みずき・しげる):1922年鳥取県境港市出身。太平洋戦争に従軍し、戦地で左腕を失う。戦後、魚屋、輪タク屋、アパート経営などを経て紙芝居を描き始めたのち漫画家に転じる。講談社児童まんが賞、日本漫画家協会賞文部大臣賞、仏アングレーム国際漫画祭最優秀作品賞ほか受賞歴多数。91年紫綬褒章、2010年文化功労者。代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』『総員玉砕せよ!』『日本妖怪大全』などがある。15年逝去。

「2024年 『水木しげる厳選集 虚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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