- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041932117
作品紹介・あらすじ
「満月の夜、古池で、俺たちは黒鳥になる」。小学生の透は古池公園で人間の言葉を話すカラスに出会うが、その直後から数々の危険に見舞われる。透を助けてくれた老人は、カラスが人間に変身できる不思議な池の存在を教えてくれた。しかし老人は、人間支配を目論む闇組織「黒鳥親切会」に殺され、透もカラスに変身させられてしまい…。直木賞作家の原点ともいえる呪術性あふれた幻想ファンタジー。
感想・レビュー・書評
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2018/1/24
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自動向けなので、やっぱりひらがなが多めな気がします。
なれるまでちょっとイライラ(笑)でも、気づくと子供の気分になって読み込めました。
カラスに目玉を狙われるのはリアルにこわいなぁ…カラスの鳴き声には耳をすまさないようにしよう。人間語が聴こえたら困っちゃう。 -
小学生の目線で書かれた不気味な冒険ファンタジー。
人間になりたい動物と、動物に戻りたい動物人間と
元の姿に戻りたい人間と・・・
ちょっと皮肉交じりの内容になっているけれど
子供向けでは、これくらいが限度でしょう。
最後が急ぎすぎた感じだけど面白かったです。
黒いビー玉のような瞳がリアルに想像できて
そっちが怖かったです(^◇^;) -
児童用、だけれど坂東さんらしい
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ずっと前に読んでいたけど、本屋で文庫を見つけてつい買っちゃった。スズメでもカモメでもなくカラスってとこが、やっぱミソなのかな。
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気になります。
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カラス人間やふくろう人間、さあ動物人間のお出ましだ。