新釈雨月物語 (角川文庫)

  • 37人登録
  • 3.57評価
    • (2)
    • (4)
    • (8)
    • (0)
    • (0)
  • 4レビュー
著者 : 石川淳
  • 角川書店 (1994年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041935019

新釈雨月物語 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 訳の文体がお芝居のセリフのように調子がよく、無意識にスラスラ読めてしまうので要注意。『雨月物語』自体を初めて読んだので、『聊斎志異』や『今昔物語』のような、狐につままれたようなお話かと思いきや、そういうちょっとナンセンスなのは「夢応の鯉魚」と「仏法僧」だけで、その他は分かり易く説教くさい(伝承や噂話ではなく、創作物になってきているなぁという意味で!)。「蛇性の淫」(ニートの美少年が蛇女にストーカーされる話)と「青頭巾」(愛欲に溺れて鬼になった坊さんを旅の僧が退治する話)が面白かった。死んだ美少年が朽ちるのを惜しんで食べてしまう処と、旅の僧が一年後に訪れた時の寺の煤けた様子の描写がいいです。

  • 日本人の感性の美しさに驚いた。

  • 子供の間で妖怪がブームらしいが,こういう物語が国語の教科書で扱われてもよいのではないか。「浅茅が宿」や「吉備津の釜」など題材的にも適しているし,なにより薄気味悪くて子供心にも面白いのではないかと思うが…。

  • 雨月物語は怖いというより切なくて哀しい話が多いです。訳す人によって印象が変わる。それがおもしろいのです。

全4件中 1 - 4件を表示

新釈雨月物語 (角川文庫)のその他の作品

石川淳の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

新釈雨月物語 (角川文庫)はこんな本です

ツイートする