美しき殺人法100 (角川ホラー文庫)

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本棚登録 : 264
感想 : 31
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041938065

感想・レビュー・書評

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  • 本当にこんな方法で?とう眉唾ものもありますが、様々な殺人方法が紹介されている古今東西殺人カタログ。
    今では死刑のボタンを押す人の精神的苦痛を慮って誰が押したかわからないようにボタンが3つあるとかいう話を聞いたことがあるけど、昔の人は衆人監修の中で生きた人間を串刺しにしたり火であぶり殺したり晒し首にしたり、やる方も見る方もすごいな…と思った。

  • ホラーが好きな方とか、ミステリー、歴史が好きな方は読んでみても面白いかも。

    とにかくいろんな殺人方法が出てきます。
    「殺人方法」と言うと、どんなグロい話なんだって手に取りにくいかも知れないけど、そんなにグロくない。歴史的な部分もあったり、風俗学的な部分もあったりして、知的好奇心をくすぐる本でした。

    絵のない図鑑みたいなイメージ。(テーマがテーマなので、絵があってもらっちゃ困るけど)

    数ページでひとつの殺人方法を紹介しているので、まとまった読書の時間を取れない方でも空いた時間に読めちゃうと思います!

  • 読書録「美しき殺人法100」3

    著者 桐生操
    出版 角川ホラー文庫

    p62より引用
    “それこそ無数に愛人をつくり、領民たちは、
    「一区ごとに愛人がいるのは、侯爵さまの平
    等政策だろう」と、皮肉をいうほどだっ
    た。”

    目次から抜粋引用
    “花びら
     悪魔の軟膏
     殺人旅行
     癌カクテル
     三段斬り”

     西洋史に明るい著者による、古今東西の人
    の殺し方を集めた一冊。
     バラの花を使った方法から偶然による不幸
    な事故まで、どうしてそんな…と思うような
    方法が記されています。

     上記の引用は、十五世紀のある領主につい
    ての一文。統治者として有能だったそうです
    が、ここまで言われるほどの女好きだと色々
    不都合も多かったのではないでしょうか。
    一人の愛人問題で議員辞職しなければならな
    い現代とは、権力者の力も全然違うのでしょ
    うが。
     歴史の暗い部分を扱うのが得意な著者なら
    ではの、淡々とした語り口で書かれていて、
    悲惨な殺人法も比較的静かな気持ちで読める
    のではないでしょうか。

    ーーーーー

  • だいぶ前に読んだけれど、すごく心に残ってる。
    今も幾つか思い出すことがある。

    美しいかどうかはわかんないけど。

  • 役立てることなんてあるわけないのだけどなんとなく気になって子供の頃読んでしまった。

  • 殺し方ごとの短編が延々と連なっている形式で、順番には外国の古いもの→新しいもの→日本の古いもの→新しいもの、の順だったよう。

    字面だけで体が痛くなってきそうな記述が多いが、よくもまあこんなにも様々な同族殺しをここ数百年から数十年の間にやってきたものだと感心してしまった。人間の好奇心と残忍性の果て、強欲の行き着く先の一辺を垣間見たような気がした。

    けっして、読んでて気持ちのいいものではないです。

  • 題名のとおり古今東西あらゆる殺人方法が100通り書かれてる。

    もう少しトリック寄りなものかと思ってたけど、拷問の紹介も多かった印象。

  • 桐生さんらしい本でした~。
    殺人法って100もあるんだ~。
    しかも、みんな狂ってる!!

    今まで桐生さんの作品を何冊か読んできてるから
    そんなに驚きはしなかったけど、
    昔の人って、なんであんなに狂ってたのかな~??
    今じゃ考えられない殺し方だよね~。
    それが昔じゃ普通だったのかな?

    宮崎勤や酒鬼薔薇とかの事件なんてサイコっぽいけど
    昔の方がもっとサイコしてるよね。

    西洋人の方が異常なのかな?って思ったけど
    日本人もやってるね~。
    って感心してどうするんだよ。

    やっぱりね、こういう独断と偏見の殺し方はいけません。
    ちゃんと法のもとでね、裁いてもらわないと。。
    むやみやたらと殺された人のご冥福をお祈りいたします。

  • たぶん、家にある本の中でもかなり読み返していると思う。

  • タイトルが示す通り、史実や記録から100の殺人法とその事例を列挙したもの。

    凶悪犯罪が起こる度、現代人の凶暴性や人間性の喪失なんてことが言われるけれども、史実に残る残虐な記録を読むとそんなことは今に始まったことでなく、単に人間が少しも進歩していないだけなのかもしれない、とも思える。

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著者プロフィール

パリ大学(ソルボンヌ大学)、リヨン大学にてフランス文学・歴史を専攻。帰国後、執筆活動を行う。人物評伝や歴史の知られざるエピソードを様々な形で紹介している。その作品には拷問や悪女を取り扱うものが多い。主な著作に『本当は恐ろしいグリム童話』『やんごとなき姫君』がある。『本当は恐ろしいグリム童話』はミリオンセラーとなった。

「2016年 『新釈・皇妃エリザベートとふたりの男たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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