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- Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041940020
感想・レビュー・書評
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どこかでマーロウを感じさせる和製ハードボイルド。
適度にやる気が無さそうでいながら、なんだかんだで猟犬のように地を這いつつ、真相にたどり着くところとか。
適度に軽口を叩き、適度に痛い目にも遭い、酒とタバコばかり口にしてます。
ただ、最後のパートは蛇足だったような。
無理に話をまとめているような感じがしました。
主人公もなんとなく好きにはなれなかったなぁ。
とは言え、楽しく読めた一冊です。
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当時、毎月愛読してたハヤカワミステリーマガジンに高評価されてたのを参考に購入。日本にも本格ハードボイルド登場ってフレコミだった。同作者の「黄土の奔流」はすでに読んでいた。今で言うラノベって感覚で最後まで一気に読破。
記憶に間違いなければテレビで3回(三橋達也、杉良太郎、あと一人は思い出せない)映画1回(田宮二郎、渡哲也)作品化されてる。確かに映像化に適した内容ではあった。ネタバレほどでは無いがラストのオチも自然で違和感がない。新幹線やお旅行のお供に最適。個人的には三橋達也が主人公を演じたバージョンが一番好き。
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