ビューティフルライフ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 565
感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041966143

作品紹介・あらすじ

実力もセンスもあるが不器用な生き方しかできない美容師・柊二と車椅子のハンディキャップを前向きに転化させて生きる図書館員の杏子。そんな2人が出会い、恋をした必然の日々。大人気ドラマのノベライズ!

感想・レビュー・書評

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  • オレンジデイズは好きだったのになぁ、ってのが正直な感想。

    私はあまり障害者を取り扱ったネタが好きではなくて、可哀そうなヒロインに同情する話が好きではなくて、この話がそういうものではなくて、むしろ対等に生きようとする姿を描いたものだってことはよくよくわかるのだけれど、順番が悪かったのかな・・・障害者ばかり書く人だ、って印象がついてしまった・・・。

    そんなこと考えながら読んでいたから、あまりいい気分ではなかった。
    ごめんなさい。

  • 悲しみを乗り越えようとする優しさは、どうしてこんなに美しいのでしょう。目には見えないものだけど、はっきり分かります。

  • 北川さんの描く主人公の女性はなぜこんなにもいつも純粋で一途なのだろうか。そして主人公かまたその相手のどちらかが障害を持ってそれを受け入れ一生懸命に生きている姿をを表していると感じる。柊二のカットショーを見て微笑みながら死んでいった杏子はどんなに幸せだっただろうかと思う。杏子は障害のある自分が恋をすることに苦しみぬいたけれど、そんなことは関係なく、自由に自分の求めることを躊躇なく進んでいけばいいんだなって思わせてくれた。

  • 3日で一気に読破
    やっぱり映像として鮮明に映る北川さんの文章。
    愛おしさと共存する虚しさというか、無力さというか、
    恋愛を諦めてきた人生の中で大切な人に出会って恋に落ちるステキな話だけど、最後は悲しくて、
    でもバッドエンドなわけではなくて、短くても一緒にいた時間が楽しかったのならいい時間だったならそれでいいのではないかと思う

  • 何回読んでも感動してしまうよ、、

  • 調べてないからわかんないけど、これはドラマの脚本?ってなった。そんくらい細かい場面までま映像がすっごい見えてくる書き方をしていた。でも女の人のキャラが、ひねくれツンツン美人なのはオレンジデイズと似ていて、できれば変えて欲しかった。

  • 沖島柊二は実力もセンスも一流の美容師。
    でも生き方が不器用で店での人気はナンバー2。
    偶然、車椅子の図書館司書・町田杏子に出会った柊二はハンディキャップにも負けずのびのびと生きる彼女に驚き、やがて惹かれていくが…。
    不器用なふたりが出逢い、恋をした必然の日々。
    世界でもっともピュアなラブストーリー。
    向田邦子賞をはじめ、数々のドラマ賞を総なめにした大ヒットドラマの完全ノベライズ。

    ベッタベタなラブストーリーが読みたくなって
    久しぶりに手にした作品。


    この世は綺麗だったよ。
    高さ100センチから見る世界は綺麗だったよ。
    あなたに会って、私の人生は、
    星屑をまいたように輝いたんだ…。


    この言葉が本当に素敵過ぎる。
    自分が病気なこともあってか、
    久しぶりに読むと杏子に感情移入しすぎてしまい、涙が出た。
    ドラマをやっていた時は10歳にも満たない小学生だった私だが、昔からドラマが大好きだったのもあり、覚えているシーンがいくつもあった。
    ぜひ再放送もやってほしい。

  • 2012/5/22

  • ドラマの脚本。
    それ以上でも以下でもない。
    「小説」として読みたい人にはオススメしない。
    恋愛の「ストーリー」を楽しみたい人はいいと思うが…
    セリフばっかりで何これ台本?て感じです。
    描写も、ト書きでしょ?ってくらい描写とは言い難いくらい。

  • 2012-105
    何回読んでも切ない。
    正真正銘命をかけた恋。
    スッゴい、ピュア。

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著者プロフィール

シナリオライター。早大卒。作品に「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」「最後の恋」「たったひとつの恋」「半分、青い。」など。

「2023年 『夕暮れに、手をつなぐ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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