- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041966211
作品紹介・あらすじ
女子大生殺害事件を発端とする殺人事件で出会う、コック見習い役の木村、刑事役の明石家、妹役の深津。失われた記憶のパズルが合わさり、思いも寄らない真実が浮上する。北川ドラマの新境地のノベライズ!
感想・レビュー・書評
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ドラマにはまっていました。
たまたまこの本をもらったので読んでみたら、
やっぱり好きだった。
悲しいんだけど苦しいんだけど好きだな~詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人は環境によって作られる。
苦しみも哀しみも、辛いことも、傍で寄り添ってくれる人がいれば経験として成長するきっかけにもなるだろう。
愛されることで愛することも自然と覚えていくだろう。
でも、まったく愛されたことがない人間は、どうやって「愛する」ということを覚えていけばいいのか。
過酷な運命は涼に愛される機会を与えなかった。
誰も、自分すら大切に思えない涼にとって、優子の存在はたったひとつ・・・初めて見つけた居場所だったのかもしれない。
涼がひとりで小鳥に餌をあげる場面が切なすぎる。 -
読んだ。
ドラマみてないけど、木村拓哉主演のドラマのノベライズ
面白かった。北川悦吏子には珍しいミステリアスな展開に
ドラマが見たくなった。
個人的にはドラマ見てないけど、めちゃイケでやった空から降る一億の
タライのほうが頭に浮かんでしまって、あのコントがかなり
原作通りに再現されていたのを知ってニヤニヤした -
読みやすい。読んでいると、映画「陽のあたる場所」を思い出す。白黒映画なのに、何であんなにエリザベス・テイラーは美しいのか。一切の修飾を排除しても余りある美しさ。本物ってあーゆーこと?って思ってしまう。ドラマの脚本書くだけに面白い。本策はTVドラマの脚本をノベライズしたものと書いてあった。何かとても切ない話であった。今まで読んだ本では、東野圭吾の作風に似ていると思った。人はこんなに強くないというのが個人的な感想だが、どうだろ?。心は折れても、折れても治癒するの?
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場面切り替え早過ぎない?
2/1/3 -
ドラマは全然知らないけど、自然と役で脳内で映像化されて、それって北川さんのすごい所だなと思った。
育った環境、身を置かれた環境、想い、記憶が交差して、この結末。スラスラ読めた -
ドラマ好きやったなぁ、これ。
八嶋さんのキャラがすごいええんよね!読んでるときは、キムタクがちらついてきて、ちょっとウザかったよね、これ。
人が死ぬところにあっけなさがありすぎやったしね。
まあまあやねぇ、これ! -
犯人がすぐに読めてしまった。しかも、ドラマの最終回を見ていたことを途中で気づいてしまい、推理しながらという読み方は出来なかった。
それでも、胸が苦しくなるような切ない想いが伝わってくるのはさすが北川悦吏子さん。読んでいて恥ずかしくなるような男性の口説き方にツッコミを入れながら、楽しく読めた。 -
いろんなことが複雑に絡み合って途中「?」ってなることが多々。
でも最後にはすべてのことがつながって、涙なしにはラストを読み切ることができませんでした。
ラブストーリー>ミステリー な感じかな。