- Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041966266
作品紹介・あらすじ
傾きかけた船の修理工場の息子・神崎弘人は、横浜のジュエリーショップのお嬢様・月丘菜緒と出会う。冷たくかじかんだ弘人の心は菜緒の真っ直ぐな笑顔に溶けていくが、ふたりを引き裂く事件が起こり……。
感想・レビュー・書評
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父親の残した傾きかけた小さな船の修理工場を継いだ弘人は、亜裕太、甲と高校時代からの仲間だ。 三人はお嬢様大学に通う菜緒と、その親友の裕子と知り合う。菜緒は横浜の老舗ジュエリーショップの娘。 最初は反発しあう弘人と菜緒であったが、いつしかひかれあうようになり、お互いなくてはならない存在になっていく。しかし、ひたむきでまっすぐな二十歳の恋には、乗り越えられない障害があったのだ。
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甘酸っぱくて切ない。終わり方がとても素敵。
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ドラマは見ず本のみ。ラストシーンが大好き。
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ドラマを見ていたのでストーリーは何となく覚えていましたが、改めて読むとやっぱり面白かったです。すれ違って遠回りして、やっと結ばれたラストは泣きました。やっぱりこういう話は好きだなぁ。
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久しぶりに純粋なラブストーリーを読みたくなり一気に読み切った。
弘人も菜緒もまっすぐで
20ですごくたくさんの困難に向き合ってて
終わり方が北川悦吏子ぽくて好きだな -
ただの恋でも
それは、大切な、たったひとつの恋。
恋のはじまりの
甘酸っぱいどきどき
素直になれないもどかしさ
王道の恋愛小説だけど、好き
ひとつひとつのセリフがとても印象的で
心にぐぐっとくるの✧
いつも誰かの為ばかりで
不器用だけど、優しい弘人は
やっぱり、かっこいい。
ころころ表情が変わって
わがままなとこもあるけど
自分に素直な奈緒は
やっぱり、かわいい。
真っ直ぐすぎる想いに
胸が、いたい
弘人のモノローグに
心が、苦しい
オレンジのイガイガも
手作りの指輪も
切ないけど、いとおしい
小さなことにも
幸せを感じられるひとに
なりたいと思った
泣いたり笑ったり出来る
自分でありたいと思った
きっと恋がしたくなる
運命の赤い糸を信じてみたくなる
いろんなきゅん、が詰まった
心温まるお話(๑ت๑)
「僕は、君といると探し物ばかりしてるんだ」 -
ドラマを見てから読みました。いろんな障害を乗り越えて恋愛するって難しいなぁと思った。お嬢様大学に憧れたのも、このドラマがきっかけ。
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すごく良かった♪
いろんな壁を乗り越えて二人は結ばれたからこそこれからどんな試練が待っていようともお互いを信頼して立ち向かうことができると思う
住む世界の違う二人はお互いの幸せを願って途中別れを決意したけど、
結局は自分が愛する人とこれからの人生を歩んでいくことこそが一番の幸せなのだと二人が気づいたときはすでに号泣でした(笑)
読み終わった後は心が温かくなります -
こんな風にくっつけるカップルなんて、そうそうないと思う。
そういったものをあまり信じられない自分がちょっと悲しいような。
著者プロフィール
北川悦吏子の作品





