チェリーブラッサム (角川文庫 や 28-7)

著者 :
  • KADOKAWA
3.19
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本棚登録 : 1001
感想 : 95
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041970072

感想・レビュー・書評

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  • 小学生の頃、母に勧められた思い出の本です。
    恋愛に憧れていたあの頃を思い出し、キュンとするのと、ミステリー要素もある本当に面白い素敵な小説。

    もうすぐ中学生の娘にお勧めして、親子でキャッキャ感想大会開催中。笑

  • 山本さんがまだ少女小説を書いていた頃の末期の作品、らしい。ということで何というか、いつものどんよりを期待していたらイマイチだった。少女の爽やかな成長物語としては悪くないんだろうけど、今更だしねえ。ジュブナイル自体は嫌いじゃないんだけど。。。

  • 父親が仕事を辞めるところからはじまる。この事件をここまでひっぱるのかー とか ちょっと先が読める点もあるが少女が成長していく姿を描いた作品。読後はいい。

  • 再読。1991年の作品。
    コバルト文庫「ラブリーをつかまえろ」を改題・加筆訂正。
    続編の「ココナッツ」が面白かったので、改めて読んだ。

    中学生の女の子が主人公。
    脱サラして便利屋となった父や外面のいい姉とともに、幼なじみの家からいなくなった盲導犬を探すという話。
    主人公が素朴で素直。
    たまにはこんな小説もいいと思う。

  • 久しぶりに本棚よりだしてきて再読しました。
    周りで起きる事件を探っていくちょっとした謎解きストーリー
    元々コバルト文庫でかかれた作品なので、若年者向けの文章で描かれてるので幼稚な感じをうけますが、
    父子家庭で、いきなり父親が脱サラ
    中学生の不安定なココロ
    不安定な家族模様
    などなど侮れない描写もあったり、ほんのり恋も描かれててやっぱり好きな作品だなぁと。
    キャラクターが魅力的でみんなが愛おしくなります

  • 花乃ちゃんの隠れたデレ(デレっていうのかな)にきゅんとした。

  • 少女マンガチックで読みやすく、家族愛やちょっとした推理が入っている物語。
    実乃ちゃんの心情に分かる分かると頷きたくなる。
    中学生や高校生、読書が苦手な方に読んでもらいたい。

    最後に、永春さんが好きだ!

  • レビューを書こうとして、まったく内容が思い出せない・・・。でも私的に評価星3つ、ということはそこそこ面白かったのだと思うんですが・・・。再読するほどではないかなぁ。でも気になります。

  • 少女小説。中2の実乃は姉の花乃と父親に不満がいっぱい。でも落ち着くといつも反省している。身近にいても分かり合うのは難しい。元気が出て自分をちょっと反省してしまう。

  • 中学生ってドキドキ。実乃と花乃のやりとりや、素直じゃないお父さんがかわいい。実乃が妙に大人なとこ、やっぱり子供なとこ、かわいいです。

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著者プロフィール

1987年に『プレミアム・プールの日々』で少女小説家としてデビュー。1992年「パイナップルの彼方」を皮切りに一般の小説へと方向性をシフト。1999年『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞受賞。2001年『プラナリア』で第24回直木賞を受賞。

「2023年 『私たちの金曜日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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