- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041970119
感想・レビュー・書評
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130204*読了
結婚は運と縁だと思う。ほんと。
でも、結婚したいです。独りで生きる覚悟はできない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もしかしたら私もこの先、1人で生きてゆかなければいけないのかもしれないなー。
でも人生なんて、1年後…いや、明日の事でさえ、誰にもわからないよね☆ -
9割くらい、共感です。
「一人で生きてゆく覚悟」をした上で、結婚願望を持ち続けるのが良いのかな。
人と人の出会いは、ほぼ、運ですし。
「結婚をしたいほど好かれている、という事実ほど、その人個人の存在を肯定するものはなかなか他には見つからない。
他人が結婚をしてくれる。これから先の人生、健やかなるときも病めるときもそばにいて、家族として助けあって生きていこうと他人が誓ってくれるというのは、能力が選ばれたのではなく人格が選ばれたということだ。」
これが今の私の『結婚願望』かな。 -
とことん考え抜いたその姿勢がいいなぁと思いました。あと私は、男性から友達として重宝されるタイプだと気づいたわよ。
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37歳バツイチ、1人暮らしの独女エッセイ。
結婚は「したい」「すべき」という立場で、
「した方がよく」て「生きやすい」ことが主軸に書かれている。
随所に書かれている通り非常に結婚願望が強い人だと思う。
しかしながら結婚がもたらすメリット、独身でいることのデメリットについての記述はとても現実的でドライ。
独身主義なんてほとんどいない(本質的には存在しないとまで思ってそう)、という思い切った意見なので、
選択非婚の人は反発が強そうだけど、
でもなんだかんだとこういう意見の方が優勢かもなあ、と思う。
そしてこういう結婚礼賛的な内容に反感を覚える人は、
本当の意味で「独身を選んだ」んではないという筆者の意見がちらっと見える感じで、
火に油なのかなと客観的に。
ピッタリな読者は「結婚ってした方がよいのかしら」と思っている人でしょう。
読んどいて損がない気がする。
共感できるかは置いておいて、結構有用な示唆を含んでいるなという感想。
しかしながら、書いてて相当傷口えぐっただろうな、と遠い目を。。。
10年前に書かれたということで時代はもっと独身者優勢になってきた感はあるけど、
2011年、また「家族になる」ことへの揺り戻しが来ているのでさてどうなるか。 -
さっぱりと客観的、でも鋭く描いています。エッセイ。
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最近浮上しつつあるが、ずどーんと落ち込んだのは人生で2回目で、一度目が27歳のとき、そして今回が34歳だった。
本書を読み終わって、結婚している人たちにコンプレックスを抱いていたのを認めようと思った。
そうだよ、私だって「独りでも楽しいもん!」とかいうフリしてるけどホントは結婚したいよ!
と、開き直れる本でした。 -
以前手にとったときはあまり感じるものがなくほっといたのに、
大分共感できるようになっていた… -
図書館で何か面白い本はないかと探していたときに、タイトルに惹かれて借りた本。
エッセイは苦手だし、そこまで山本文緒のファンというわけではないからあんまり期待していなかった。
後もう少しで読まずに返してしまうところだったほど期待していなかった。
だけど、せっかく借りたんだからと冒頭を読み始めると、なかなか共感できる部分があって面白くて読みいってしまった。
ちょっとひねくれている性格が私とあっていたんだと思う。
これまでの私の考え方、今の私の考え方、これからの私であろう考え方、周りの人の考え方をギュッとつめて教えてくれていると思った。
前向きにはなれないかもしれないが、自分や周りを見渡すのにいい本だと思う。 -
★☆☆ 山本さんってどんな人なのか、知りたい^^
(2007.10メモ→2010.04ブクログ)