再婚生活 私のうつ闘病日記 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.66
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本棚登録 : 295
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041970164

作品紹介・あらすじ

「ほんの少しの起きている時間で、パン一枚だけ食べて、書かなくちゃならない原稿だけ死ぬ思いで書いて、猫の世話だけは何とかやって、あとはとにかく臥せっているしかありませんでした」望んだ再婚生活なのに、心と身体がついてゆかない。数回の入院生活と自宅療養、うつ病をわずらった作家が全快するまでの全記録。克明な日記の、2年2ヶ月の空白期。書けない時期に何があったのか-。文庫化にあたり60枚を加え、重症期の闘病を明かす。

感想・レビュー・書評

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  • なんか頭痛のする日に読んだので、だんだん気分が重くなってきました。

    まえがきに書いてあるように、体調の悪い人は読まない方がいいです。

    でもあとがきの精神科医の方が書いているように、「楽しそうだな」と思ってしまうのも確か。
    私はなんとなく、服薬してることもあってお酒やタバコはダメなのかな、と思ってましたがそんなことないみたいだし、いろいろ出かけてるし、なんなら入院生活も、外出自由だし編み物できるし楽しそう……と。

    でもこれが、うつ病の人が誤解を受ける原因なんだろうな、と思いました。
    「怠けてるだけだろ」っていう。
    本人は辛い思いしてるのに。

  • 「恋愛中毒」で衝撃を受けて以来気になっている山本文緒さん。その山本さんがうつ病にかかり回復するまでを綴ったエッセイ。
    職業柄多くのうつ病の患者さんと接しているものの、彼らの苦しみをリアルに想像し共感することはとても難しい。
    この本を読んで、自分の意思ではどうにもできないものがあるのだということ、そして「休むこと」がいかに難しいかを知り、改めてこういった患者さんたちへの向き合い方を考えさせられた。

  • Amazon、¥251.

  • 好きな作家なので、うつの話だけど
    楽しく読めるかな、と思って読み始め。
    でもやっぱ…だんだん気がめいってしまった。
    予想よりも、重くない語り口調??だったにもかかわらず。


    引用にあげたように、病気をすると、いつもと違う景色が見える。
    心の病気も同じだろうな。
    癒されるべし、救いあるべし。

  • 好きな作家のひとりである、山本文緒さんの闘病記。
    旦那様の王子の献身的な看病というより、粘り強く闘病生活を歩んでいたことに対して立派のひとことです。これからも、ゆっくりと、小説を書き続けて欲しい。

  • 915.6
    うつ病闘病記
    旦那さんほかの助けがあってこそ
    蛙先生は斎藤学氏?

  • 内容に関してはもうあんまし覚えていないんですけれども、とにかく著者の鬱病の様子が辛そうで…ファンとしては心配になりましたかね。これは作品というよりも日記といった方が正しいのであって、それはタイトルから分かるんですけれども、ボキは著者の作品のファンだからそこそこに楽しめたものの、著者の作品を一冊も読んでない! ってな人がもし居たら…そして、この本から読み始めたとしたならばあんまし楽しめない…ってか、全然楽しめないと思ふ! と僕などは思うのであって、やはり別の、著者の小説から入った方がいいかと存じます。ボキは著者の小説のファンであるからして、著者自身にも興味津々みたいな感じだったのであって、そこそこに楽しめた今作でした。さよなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 気が滅入っているときに読んでしまう本。

    そういうときに救われる、とかでは決してないけど、淡々としているところがいいのかな

    滅入った気持ちをゆっくりゆっくりさらに沈めて、いらない感情がはげ落ちて、うまくいくとちょっとだけ浮上できる


    私にとってはそんな本

  • 自分が抑うつ状態と診断され休職することになり久しぶりに再読。今読むと、あー、わかる!わかる!の体調や思考のオンパレード。うつ仲間に出会えた気分です。文庫を手元において、めげそうになったとき、またそっと読み返したいです。

  • 興味深く読みました。
    周りの人の存在って本当に大事だと思います。

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プロフィール

1962年11月13日横浜生まれ。 神奈川大学卒業後、OL生活を経て、87年「プレミアム・プールの日々」でコバルト・ノベル大賞、佳作受賞。 99年「恋愛中毒」で第20回吉川英治文学新人賞、 2001年「プラナリア」で第124回直木賞受賞。

「2016年 『カウントダウン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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