再婚生活 私のうつ闘病日記 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.57
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本棚登録 : 409
レビュー : 42
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041970164

作品紹介・あらすじ

「ほんの少しの起きている時間で、パン一枚だけ食べて、書かなくちゃならない原稿だけ死ぬ思いで書いて、猫の世話だけは何とかやって、あとはとにかく臥せっているしかありませんでした」望んだ再婚生活なのに、心と身体がついてゆかない。数回の入院生活と自宅療養、うつ病をわずらった作家が全快するまでの全記録。克明な日記の、2年2ヶ月の空白期。書けない時期に何があったのか-。文庫化にあたり60枚を加え、重症期の闘病を明かす。

感想・レビュー・書評

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  • 山本文緒さんのうつ病闘病記。日記形式で綴られています。
    前書きに体調悪い人は読まないでくださいとの事でしたが、その通りでした。
    文章に悲壮感は全くないけれど、さらりと書いてる文章の裏にはとても辛いご経験をされたのだなぁと言うのが読み取れてとても苦しくなりました。
    この病気は完治すると言う事は無いのかもしれないけど、周りの方々のサポートもあってお元気になられて良かったです。これからも作品読んでいきたいです。

  • Kindleにて。 『自転しながら公転する』が面白かったので、他の著書も読んでみようと思ったが、私があまり興味のない恋愛系がほとんどだったので、この本にした。 鬱で大変だった時期を長い期間かけて乗り越えて、今あの長編があるのかと思うと感慨深い。

  • 山本文緒さんの日記形式のエッセイ。
    一見自由に再婚生活を綴ってるようだがうつにじわじわ苦しめられる様子が書かれており
    結構読むのしんどい。
    けど山本文緒さんのことをたくさん知れるし、
    病気としてのうつの参考本としていいのかもしれない。
    読むの時間かかるししんどいけど読んでしまう。

  • 闘病中の快・不快の感覚、或いは満足・不本意の区別が、日常の出来事の中で、解りやすくつづられている。本作品に賛否両論あるとのことだが、私は読んでよかった。あとがきにあるよう「自力ではできないことが生きていくと沢山あります。(一部略)人は人に頼るしかない時もあるのだとわかって本当によかったです。」辛いとき、困ったとき、「助けて」と言い、助けてもらうことで、自分も誰かを助けられる関係にある。山本さんが闘病の末、再び筆を持ってくださって、よかった。

  • なんか頭痛のする日に読んだので、だんだん気分が重くなってきました。

    まえがきに書いてあるように、体調の悪い人は読まない方がいいです。

    でもあとがきの精神科医の方が書いているように、「楽しそうだな」と思ってしまうのも確か。
    私はなんとなく、服薬してることもあってお酒やタバコはダメなのかな、と思ってましたがそんなことないみたいだし、いろいろ出かけてるし、なんなら入院生活も、外出自由だし編み物できるし楽しそう……と。

    でもこれが、うつ病の人が誤解を受ける原因なんだろうな、と思いました。
    「怠けてるだけだろ」っていう。
    本人は辛い思いしてるのに。

  • Amazon、¥251.

  • 好きな作家なので、うつの話だけど
    楽しく読めるかな、と思って読み始め。
    でもやっぱ…だんだん気がめいってしまった。
    予想よりも、重くない語り口調??だったにもかかわらず。


    引用にあげたように、病気をすると、いつもと違う景色が見える。
    心の病気も同じだろうな。
    癒されるべし、救いあるべし。

  • 好きな作家のひとりである、山本文緒さんの闘病記。
    旦那様の王子の献身的な看病というより、粘り強く闘病生活を歩んでいたことに対して立派のひとことです。これからも、ゆっくりと、小説を書き続けて欲しい。

  • 915.6
    うつ病闘病記
    旦那さんほかの助けがあってこそ
    蛙先生は斎藤学氏?

  • 内容に関してはもうあんまし覚えていないんですけれども、とにかく著者の鬱病の様子が辛そうで…ファンとしては心配になりましたかね。これは作品というよりも日記といった方が正しいのであって、それはタイトルから分かるんですけれども、ボキは著者の作品のファンだからそこそこに楽しめたものの、著者の作品を一冊も読んでない! ってな人がもし居たら…そして、この本から読み始めたとしたならばあんまし楽しめない…ってか、全然楽しめないと思ふ! と僕などは思うのであって、やはり別の、著者の小説から入った方がいいかと存じます。ボキは著者の小説のファンであるからして、著者自身にも興味津々みたいな感じだったのであって、そこそこに楽しめた今作でした。さよなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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著者プロフィール

1962年神奈川県生れ。OL生活を経て作家デビュー。99年『恋愛中毒』で吉川英治文学新人賞、2001年『プラナリア』で直木賞を受賞。著書に『ブルーもしくはブルー』『あなたには帰る家がある』『眠れるラプンツェル』『絶対泣かない』『群青の夜の羽毛布』『落花流水』『そして私は一人になった』『ファースト・プライオリティー』『再婚生活』『アカペラ』『なぎさ』『自転しながら公転する』など多数。

「2021年 『ブルーもしくはブルー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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