瑠璃を見たひと (角川文庫)

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著者 : 伊集院静
  • 角川書店 (1996年1月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041973011

瑠璃を見たひと (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    日が傾き、青さを深めていく海を眺めながら暎子は決心した。「この部屋を出ていこう」形ばかりの結婚生活を捨て、踏み出していく未知の世界。そこで出逢う恋、人、そして富と権力を約束するといわれる対をなす謎の彫刻。それを求めて暎子は香港、パリ、南仏、遠く西域へ…それはまた、本当の自分を見つける旅でもあった。宝石たちの密やかな輝きに託し、直木賞作家伊集院静がおくる、美しく魅惑的な長編ファンタジー。

    【キーワード】
    文庫・ファンタジー

    +++1

  • 天涯孤独との言葉になったという、中国の南の果ての街。
    寂寥、これ程人間がもの悲しく、寂しいことを文字にした言葉はない。
    「賢者は、穏やかに言い、人を伏す。黄河は、緩やかに往き、人をのせる。」

  • 伊集院さんが若かった頃の作品。歴史ロマンサスペンス(!?) 最近の作品とは異なり、直球表現で、一気に読んでしまった。
    チンギス・ハーンによって滅ぼされた西夏帝国の子孫と思われるエイミー。先祖の歴史が自分の記憶となって、過去を呼び起こす。

  • 3.8点

  • そこまで重くない。
    んな都合よく進むもんかねとつっこみつつ読んだ。

  • 宝物探しの旅を通じて、主人公(瑛子)が逞しく変化していく、美しく魅惑的な長編ファンタジーです。「ほんの少しだけ場所が、時間が違っていただけで、人の運命はまったく異なった道を歩んでしまう」(P159)、「人間という奴は、その人間に合った大きさの物事にしか、たぶん出遭わないのだろう。しかし出遭った対象の大きさで、その人間が己の中にある大きなものにはじめて気づくこともある」(P207)、「ひとりの人間が、生命を授かってこの世に存在していることは何千何億という祖先と時間の糸で繋がっているということ」(P328)、「人間は水のようなものかもしれない、見果てぬ夢の地をめざして流れているだけの存在なのかもね」(P341)のフレーズが気になりました。

  • 神戸の老舗貿易会社の一人息子に嫁いで7年、突然家を出た暎子は、亡き母と自らのルーツを知る。

    中国の西夏王国の王家の血を継ぐ者・・・なんて少し設定は少女趣味?と思ったけど、結構入り込んで読めた。

  • 伊集院さんが若かった頃の作品。歴史ロマンサスペンス(!?) 最近の作品とは異なり、直球表現で、一気に読んでしまった。
    チンギス・ハーンによって滅ぼされた西夏帝国の子孫と思われるエイミー。先祖の歴史が自分の記憶となって、過去を呼び起こす。

  • 書棚にあった本をとりだした。伊集院静作品はあえて選ぶことはあまりない。タオティエ伝説をベースに世界中を巡っていくところがよい意味で当初予想を裏切り引き込まれて行った。壮大なスケール感と繊細な表現が本書に幅を持たせている。

  • ありがちな主婦の大冒険。だが世界観がいいね。シルクロードとか。ホンコンとか。

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