女神の日曜日 (角川文庫)

  • 角川書店 (1997年8月26日発売)
3.14
  • (0)
  • (1)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784041973028

みんなの感想まとめ

人生の哀しみや孤独、そして人間関係の微妙なバランスを描いた痛快なエッセイは、日常の中で感じるせつなさや葛藤を鋭く捉えています。著者は、人生の中での喜びや幸運が一瞬であることを示し、無防備に生きることの...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • もし毎日が日曜日だったら・・・、男の魅力がつまった痛快エッセイ。「伊集院氏のエッセイ、小説はどれも、人間がこの世に生まれ出て来たことの哀しさに満ちていると思う。だからこそ、もたれ合い、だからこそ甘え合い、だからこそ誰も当てにはしないのだという、孤高と甘えのバランスが、時に痛々しく、時にいとしく読み手の胸にしみて来る。」(大石静氏解説)。
    どうやって生きてみても、せつない日々が多いのが人生である。無事に、安全に生きて行こうと思っていても、揺さぶりはむこうから勝手にやってくる。それが人生であろう(P10)。人の人生のうち、いい仕事や好運に恵まれることは、ほんの一瞬しかないものだ(P61)。私は評判のいい人をほとんど信用しない。人間がまともに生きて来て、誰かに迷惑をかけないで生きられるはずがないと思っている(P176)。潔し、と見えるような行動は、人生にもギャンブルにも何の役にも立たない。藁にすがりついても生きながらえる。大衆は皆そうして生きている(P239)。示唆に富んだ指摘であると思う。

  • 感動した本、震えるくらい勇気くれたほんあるけど、余命知ったら病院で読み返したいな。そん時に思い返すのは本書内容でなく。自分が大勝ちした。あのJCか

全2件中 1 - 2件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

1950年山口県生まれ。’81年短編小説「皐月」でデビュー。’91年『乳房』で吉川英治文学新人賞、’92年『受け月』で直木賞、’94年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で吉川英治文学賞、’14年『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』で司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞する。’16年紫綬褒章を受章。著書に『三年坂』『白秋』『海峡』『春雷』『岬へ』『駅までの道をおしえて』『ぼくのボールが君に届けば』『いねむり先生』、『琥珀の夢 小説 鳥井信治郎』『いとまの雪 新説忠臣蔵・ひとりの家老の生涯』、エッセイ集『大人のカタチを語ろう』「大人の流儀」シリーズなどがある。

「2023年 『ミチクサ先生(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

伊集院静の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×