- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041973059
作品紹介・あらすじ
正月の打ち初めから、大晦日まで、仕事をしていてもいつも気はそぞろ、「苦あれば大苦あり」という格言を胸に、全国のギャンブル場へ向かう。ギャンブルこそが、子供にはわからない、大人だけしか経験できない楽しみなのではないか。時に、ユーモアを交え、酔いどれの姿をさらしながら、"ぐうたら作家"は今日も行く。火のごとく熱くなって遊ぶ-。この日々が、苦みのある自らの旬の季節であったと回想する著者の、すさまじくもうらやましい一年を書いたギャンブル・エッセイ集。
感想・レビュー・書評
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中川一政画伯の話しが印象的だった。「中川氏は80歳を超えてやっと筆を取ると、勝手に手が動くようになったそうである。巨匠にしてこの歳月がいるのだから、私たち凡人は・・・」。結果を急ぎ過ぎず、一歩一歩成長しなくちゃいかんな。
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