黒い家 (角川ホラー文庫 45-2)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 15111
感想 : 1670
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041979020

感想・レビュー・書評

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  • まま面白い!あんま怖くはなかった

  • タイトルが気になり買った一冊。

    ホラーと聞いていたのでゾンビとか、悪霊とかそちら系の話だと思っていたが、いかれた人間のホラーだった。

    異常な事態の犯人が分かってからのジワジワくる恐怖が、読んでてドキドキした。

    人間心理の部分はちょっと読みにくい感じだが、面白く読めた本でした。

    なんだかんだでやっぱり人間が一番怖いと感じた小説でした。

  • めちゃくちゃ怖いから早く読み終えようとしたら読み終わるのが真夜中になってしまい、電気消すのが怖い。
    あと、まだ水曜なのに夜更かししてるのも怖い。

  • 追いかけられる恐怖がぞわぞわと紙面越しから浸透してくる。サイコパスかそうじゃないかを線引きするのは難しいからこそ、日常に潜む狂気を淘汰することは不可能。人間の闇や不気味さの表現がうますぎて、自分の日常にいつふりかかるかと気が気じゃない

  • 詐欺による保険金請求を通して、現代社会の危機を目の当たりにする保険会社の保全担当である主人公に自身を置き換えて読むと恐怖が倍増する。

  • 「黒い家」を先に読んでいたらかなり怖かったのだけど、
    同作者の他作品を読んでしまった後なので、
    ちょっと物足りなかったです。
    かなり最初に黒幕が分かってしまったので、
    最後もう少しあっと驚く展開があってもよかったかも…
    相変わらずの読みだすと止まらなくなる
    スピード感のあるストーリー展開、
    映画を見ているような臨場感でした。
    今まで読んだ作品全部に「虫」が出てくるので、
    そろそろ「虫」が出ないの読んでみたいです。

  • 結局人間が1番恐ろしいというのが身に沁みる作品でした。
    そして身近にも変な人がいるのかもと思わされるような心理分析もありおもしろかった。

  • 後半の怒涛の展開....恐ろしかった〜、、
    表現がリアルというか、描写がエグくて、一緒に私も逃げてた、、
    なんの前知識もなく、「ホラー小説」のイメージでなんかオバケでも出てくるのかと思ってたら
    なんともなんとも、人間が結局一番恐ろしいですね:(ˊ◦ω◦ˋ):
    社会問題、虫の話の気持ち悪さ、黒い家の気持ち悪さ、恵ちゃんという光、理不尽に殺される猫ちゃんに人間に、、
    も〜胸糞なんだかなんなのかよく分からない気持ちで混乱してます。。

  • 映画から入り、小説を読みました
    猟奇的なサイコパスが襲いかかる、ハラハラドキドキな作品でした
    とにかく、サイコホラーの傑作では無いでしょうか
    ストレスを抱えている時、ハラハラを求めている時に読みたいです
    ページ数が多いと長続きしない自分でも、一気に読んでしまいました

    映画は賛否両論ありますが、映画も最高です

  • 中学か高校時代に読んだ本です。
    本を読んでいて初めて怖いと思って続きを読むことをためらった記憶があります。
    確か階段で逃げるシーン。
    映画だったら早送りするやつです。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格-ISOLA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2023年 『梅雨物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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