クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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レビュー : 868
  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041979037

感想・レビュー・書評

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  • いわゆるありがちな最後の一人が勝者となるサバイバルゲームに放り込まれた主人公がヒロインとともに生き延びていく話なんですが…貴志さんが描きたかったのは、中盤で登場する恐るべき「鬼」の正体なんですね。思いのほかリアルに考え込まれた舞台です。
    序盤、サバイバルゲームの参加者たちは
    「サバイバルのためのアイテム」
    「護身用のアイテム」
    「食糧」
    「情報」
    のどれか一つを選んで取りに行くんですが…あなたならどうしますか? この選択がその後大きく影響していきます。

    帰結の仕方がイマイチだったので☆1つ減点しましたが、とにかく自分もサバイバルしているかのようにドキドキ怖くて、あっという間に読めてしまう作品。

  • 貴志祐介の最高峰と評判の高い本作。
    ようやくブックオフの100円コーナーで見つけた状態の良いこの文庫本は一瞬で読み終えるほどの面白さだった。
    やはり、貴志祐介はエロいハゲ親父である(賞賛)
    こうなったら一刻も早く唯一100円コーナーで発掘できていない「新世界より」の下巻を見つけてイッキ読みしたい!

  • 先が気になって思わず一気読みした作品。ミステリーとして読むと細かい謎が残りモヤっとしますが、グールから隠れている時は思わず読んでるこっちが息を止めてしまう程ハラハラした。あと主人公のサバイバル能力が話が進むにあたってどんどん高くなっていて、無職でもこの人どこでも生きていけるわと思った。

  • どうにも止まらない。

    目が覚めると知らない土地で、携帯ゲーム機からの指示を頼りにしたサバイバルゲームのプレーヤーになっていた……

    このゲームの正体は一体何なのか、無事に元の生活に戻れるのか…って話。

    筋書きだけ見ると、割りとありそうな話だが、文章や展開のテンポが良いせいか、続きが気になって頁をめくる手が止まらず。

    この作家の他の作品を読みたくなるほど面白い小説でした。

    かなりオススメです。

  • 混沌とした意識のまま目覚めた藤木は目の前の見たこともない光景に呆然とする。記憶も判然としない中、唯一の手がかりを示すゲーム機をたよりに進むと同じ状況の8人がいた。
    未知の土地で突如始まるサバイバルゲーム。果たして藤木は生き残れるのか。

  • ゲームブックという知らない世界を知れて楽しかった

    後半なんでもありになってちょっと残念
    もっとゲームブックのルールで戦って欲しかった

  • 一気読み必須。

    面白かった〜!!
    完全なSFは苦手だけど、このバーチャルな世界は好きだ。
    そして、懐かしいゲームブック。一時期、はまってたし。
    大概、騙されて途中で敵に食い殺されてたな。最後、トュルーエンドなる終わり方があった事も、初めて知った。

    藍の真実(真相)も知りたいけれど、こんな切ないラストも嫌いじゃないな(^.^)

  • 貴志作品で一番好きで、この作品だけは何度も読み返しましたね。

  • 読んでる時は面白くて一気読みしたけど、読破した後振り返るといろいろとアレなことが多いなと思ったので星一つ減らした

    ・壁登ったらペナルティだったのに2回登っても罰則なし
    ・ゲームマスターのくせに自殺行為
    ・最後の鬼ごっこでなぜか犯人側が千里眼を持っている
    今思いつくのだけ羅列したけど、探せばたぶんまだ出る

    というか終盤から雑というか、なんか...
    悪の教典のときも思ったけど、この作者は最後に書くの飽きてるのかな?
    まあ話は複雑でなく伏線もほぼないので深く考えずに娯楽的に読めるのでそういう気分の時にオススメ

  • 目覚めると、一面深紅色(クリムゾン)に覆われる異様な場所にいた藤木。そこは、まるで火星のよう。傍に置かれていたゲーム機には、「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された。」の文字。一体、どんなゲームが始まるのか…。

    最近でこそ、こういった類いの不条理系サバイバルゲームのストーリーは少なくないけど、これが20年前に書かれたって言うんだから、貴志祐介さんやっぱりスゴイ。今読んでも、めっちゃ面白かったです。
    そして、ゲームブックなるものが実際にあったんだと知りました。主人公の藤木が体験したゲーム含め、娯楽っていつの時代も、いろんな形があるんだなぁ。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学経済学部卒。96年『十三番目の人格-ISORA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2017年 『ダークゾーン 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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