クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 6834
レビュー : 876
  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041979037

感想・レビュー・書評

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  • 後半物足りない。

  • あくまで個人的な感想です。

    この作家さんはたいてい序盤が長い。長いと思っているとそこに重要なキーワードを密かにばらまいていく。

    序盤は少し長い割に、物語の展開が遅いような気もしていましたが、それがこの作家さんの「味」なのだと思います。
    物語中盤で一気に目が離せないほど読み進めたくなります。主人公頑張れ!この世界はどうなっているの?何が起こっているの?と。

    しかし、最終的に物語は、静かにとても少しの余韻を残す感じで終わっており、読者自身にもこの世界がなんだったのかをはっきりと理解できません。
    でも、それは主人公が感じている疑問と同じようなものを、読み終わった時に抱いているのかな、と思うと少し楽しくなりますね。
    誰がなんのために、行ったのか。藍はどこに行ってしまったのか?
    とても有意義な時間を過ごせる物語でした。

    大好きな作家さん。本はあまり読まない自分ですが、この作家さんだけは続けて読んでいます。

  • 貴志祐介の作品は定期的に記憶を消して読みたい
    と思える作家。

    聖地巡礼と思い、舞台への旅行費を調べたら
    チャーター費込で60万近くかかるらしく
    しがない一般人では勇気が必要な為に
    未だに渋っている始末です。
    いつか行きたいですね。

  • なし

  • 題材としては突然目が覚めたら複数人とともに知らない土地に…というサバイバルゲームもの。
    良くある題材なのだが、情景描写が丁寧で没入感がすごく、一気読みしてしまった。
    結末よりもストーリーの過程を楽しむ話だと思う。
    ゲームブックを知っている人でないと、もしかしたらピンとこないかも?
    サバイバルにおいて大事なのは生命線の確保なのだが、周囲の動植物や虫を食べる描写は、なまじ淡々とリアルに描かれる分、想像してウワァとなってしまった…極限状態に置かれたらそれもご馳走か…。

  • 主人公藤木は、目覚めると何故か、異国の原野で命懸けのサバイバルゲームに参加さざるを得なくなっていた。ゲームは、ゲームブック「火星の迷宮」のシナリオ通りに進んで行く。大友藍という謎の女性とバディを組んで何とかチェックポイントをクリアしていく藤木だが…。

    タイトルの「クリムゾン」は、深紅色という意味らしい。舞台となったオーストラリア西南部、バングル・バングル国立公園内の砂岩大地の地層表面の色に由来しているようだ。

    謎解き冒険ものとして面白く読めたが、ラストが呆気なかったのがちょっと残念。

  • ネットでおすすめの小説を探すと、高確率で名を挙げられる本。
    デスゲーム系の漫画を読み漁った時期があったので、先が読めてしまうこともありましたが、クライマックスでは巧みに構成されたストーリーにあっと驚かされました。

  • 貴志作品はとにかく読みやすい。読み進めながら、脳裏に情景が浮かび一気に世界に引き込まれる。黒い家とは違い、いわゆるバトルロワイヤル。一気に読み進めるも、ラストの物足りなさが少し残念。

    説明
    藤木はこの世のものとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。視界一面を覆う、深紅色の奇岩の連なり。ここはどこだ?傍ら携帯用ゲーム機が、メッセージを映し出す。「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された」

  • 結局謎という謎が全く解明されませんでした。
    続編を期待していいのでしょうか?
    でも真相を知りたい反面、解らずして完結することがこの話のいいところなんじゃないかとも思います。

  • ミステリーというよりサスペンスかな。
    犯人探しという展開ではないけど、ハラハラする展開でさくさく読書が進んだ。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学経済学部卒。96年『十三番目の人格-ISORA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2017年 『ダークゾーン 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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