存在の分析「アビダルマ」―仏教の思想〈2〉 (角川文庫ソフィア)

  • 角川書店 (1996年10月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041985021

存在の分析「アビダルマ」―仏教の思想〈2〉 (角川文庫ソフィア)の感想・レビュー・書評

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  •  北伝仏教で基礎学と言われる倶舎論を、初心者でも学べる数少ない書籍。入手の容易さや文庫故に安価であることも考慮に入れると、唯一の入門書と言っても過言ではないだろう。
     最近では南方上座部の瞑想法の実践者も増えていることから、上座部のアビダンマの解説書はいくつか出版されている。しかし、大乗仏教の基礎となっているのは、上座部ではなく、本書で解説されている説一切有部のアビダルマ、具体的には世親の書いた倶舎論のものだ。
     したがって、大乗への思想的な流れを知りたい人、大乗の基礎学に関心がある人には、本書が最良のアビダルマ入門書となるだろう。

  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    書斎の本棚から百冊(佐藤優選)8
    宗教・哲学についての知識で、人間の本質を探究する
    仏教の宇宙観、存在論を理解するために本書は最適だ。

  • 1巻目がとても面白くあっという間に読み終えてしまったのに対し、
    このアビダルマ編は非常に手強かった。
    読んでわからない内容では無いのだが、どうも今ひとつ腑に落ちて
    こない感じ。煩雑で極端に細かい理論に走り、その批判から大乗仏教が
    生まれたと言われるのも何となくわかる感じだ。

    ただ、この理論の部分が今の日本仏教から欠け落ちているのも事実で
    あろう。今この時代にアビダルマに視線を向ける意味は少なからず
    あるはずだな。

  • アビダルマを学ぶのに最適。
    本書ではサルヴァースティ・ヴァーディン学派のアビダルマの思想をヴァスバンドゥのアビダルマ・コーシャをテキストにして説明している。

    仏教における天地創造の定義が非常に味わい深い。「この世はサットヴァ・カルマンにより生まれる」のだという。つまり、仏教では宇宙を創生するエネルギーと一人間の行動する力が根源的に同一であると考える。

  • 仏教学の授業で使用。

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