古仏のまねび「道元」―仏教の思想〈11〉 (角川文庫―角川文庫ソフィア)

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  • / ISBN・EAN: 9784041985113

感想・レビュー・書評

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  • 只管打坐。とにかく座禅をしろと言う道元の思想は、私の中で今ひとつ
    確固たる像を結ばなかった。

    出自から来る潔癖なまでの反権力と世俗との決別。
    十五歳にして大乗仏教の根本に疑問の視線を向けうる驚くほど聡明な
    知性。
    そしておそらくは如浄のもとで経験したのであろう座禅による宗教的
    体験。
    道元の中の様々な要素が一つに結びつかないのである。

    これは勝手な想像だが、おそらくは道元自信もそんな様々な要素を
    抱えたまま修行生活を送ったのではないだろうか。ん、勝手すぎる
    か(苦笑)。

    次はいよいよ最終巻の日蓮。読み終えてから仏教の「どこ」に
    向かうか、が問題だな。

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著者プロフィール

1926年東京生まれ。インド政府給費留学生としてプーナ大学へ留学、1958年Ph.D.を取得。文学博士。1975年、『如来蔵思想の形成』で日本学士院賞・恩賜賞を受賞。東京大学名誉教授。鶴見大学名誉教授(元学長)。2013年逝去。『高崎直道著作集』全9巻(春秋社)他。

「2018年 『スタディーズ唯識』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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