信仰の現場 ~すっとこどっこいにヨロシク~ (角川文庫)

  • 角川書店 (1997年6月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784041986035

みんなの感想まとめ

多様な視点で時代を見つめ続けた著者の作品は、読者に強い印象を残します。過去の連載から生まれたエッセイは、平成初期の日本の風景を感じさせると同時に、他人の「好き」を軽妙に描き出すことで、現代においても新...

感想・レビュー・書評

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  •  テレビ評論家として有名だったナンシー関の潜入ルポです。なんかわけわからなんくらいこいつら熱中してるな的な趣味とかの現場に潜入しています。
     正直ひどいクオリティです。当事者に取材せず、印象論で考察しているのですが、それがまったく切れ味がなく近所のおばさんの陰口レベルのコラムが延々と続きます。ナンシー関のテレビ評論はたまにするどい視点があり面白いと思っていますが、これはひどい。
     テーマは面白いと思いました。信仰の現場というタイトル通り、他人が進行しているといえるレベルまで熱中しているものって気になるじゃないですよね。でも、その内容がまったく掘り下げれておらず、ただの印象論での悪口で辛口評論になっていないのが残念でした。

  • ナンシー関の書いたものは色んな所に連載されていた
    けれど、どれを読んでも揺るがなさが伝わってくるのが
    凄かった。何があっても、どの時代でも、ナンシーは
    常にあらゆるものを一定の視点で見ていたと思う。
    それがとても格好よかった。
    スタンプ展覧会で、この本にスタンプとサインをして
    もらったことがあるのだが文庫版だったため、ぱっと
    見てぱらぱらとめくり、表紙、裏表紙とめくったのちに
    一言、「どこに押しゃあいいんだ?」と低いトーンで
    呟かれたのが今でも忘れられない。
    それもとても格好よかった。

  • めちゃくちゃおもしろい。他人の「好き」を茶化すのは令和の世では難しいでしょうね。平成初期の日本の風景が垣間見れるのも楽しい。

  • 評価をするのもおこがましいが、笑った。あとがきの敷島関、武双山関、ナンシー関はずるい

  • 20年くらい前の本だけど全然古びてない。切れ味が鋭すぎる。時事ネタ少なそうなのを選んでほかのも読んでみよう。芸能人批評とかはその芸能人知ってないとあんま面白くなさそうだし、

  • 【本の内容】
    ウィーン少年合唱団の追っかけオバサン、ドリームジャンボ宝くじマニア、犬に人生をかけるトップブリーダー、福袋のために正月三が日を犠牲にする人…。

    何かを盲目的に信じる人にはスキがある。

    ふだんはスキをさらけ出さぬよう自己抑制に努め、バランスを保つ彼らが、思わずそのタガを外し無防備となってしまう瞬間とは!?

    日常社会の価値基準とちょっとズレた異世界を信奉する、愛すべき“すっとこどっこい”達の小世界に潜入し、その謎を追い求めた、爆笑ルポ・エッセイ。

    [ 目次 ]
    Big!Great!永ちゃんライブ
    絵本の館クレヨンハウス
    ヘビー・デューティ万歳
    『男はつらいよ』と幻の庶民
    劇団ひまわりの子役たち
    「笑っていいとも!」お昼休みの魔術
    ゾロ目マニアを探せ!
    熱狂!ウィーン少年合唱団
    キックの鬼を崇る面々
    愛と幻想の宝くじ抽選会〔ほか〕

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • この本で取り上げてるような一般的には知られてないけど爆発的なエネルギーが渦巻いてる信仰の現場って今はもっと細分化されてるんだろうなあ…ナンシーさんに潜入していただきたかったなあ…久しぶりにナンシーさんの文章を読んだけど鋭く的確で小気味よかった

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    1997 角川書店 ナンシー関
    人間観察好きな人は最高に面白いと思います。
    私もキンキキッズのコンサートにきゃぁきゃぁ行ってたときや、友達についていって宝塚の出待ちについて行ったときは、かすかに宗教的な匂いはしたもんです(笑)
    いいとも観覧裏話もあって いいとも行った気になりました。

  •  ほんと、大学時代にかけてハマっていたなぁ。

     今のテレビをみたら、ナンシーさんはなんて言うんだろう?


     わたしは、ナンシーさんのような存在がいてくれることに、

     心底救われていました。

  • うんまあ、後半は流し読みしちゃったけど、でも面白かった。ちょっと時代が一昔前なせいだと思うけど、しょうがない。

    まず思ったのは、世の中いろんな本があるんだな、ってことかな。こんな適当に取材(?)して感想書いてちょっとふざけて、ってこれだけ?みたいな。
    でも同時に誰もこんなことやらないわけで、それを読み物としてまとめられるのは、たぶん一つの特殊能力なんでしょう。

    で、この本のテーマとは違う感想だと思うけど、やっぱりなんでも楽しんだもの勝ちってことだよな、と。
    傍から見たらなんでハマるのかわからない、むしろ「イタイ」と思われちゃうことでも、斜に構えないで当事者になっちゃったほうが絶対楽しい。誰にも迷惑かからないし、ただハッピーになれるだけだもの。

    だけど、こうやってなにかにどっぷりハマれる人たちと、そうじゃない人とを分けるものってなんなんだろうなあ。前者のほうが人生ぜったい楽しいんだから、そこの差が何なのかを知りたい。教えて。

  • テレビ評論以外でも、まったくブレない。
    アクティブなナンシー関も最高だ。

  • 大宮エリー、三浦しをん、三谷幸喜、とエッセイが大好きなのでエッセイの大御所、今はなきナンシー関を読みたくなって、必死で本屋を探して唯一見つけた一作。

    結論、まずまず。
    まず視点は好き。信仰、すなわち何かに偏って盲目的な愛を捧げる現場、要は「オタク」の世界にいって取材したルポ。何かに連載されてたらしい。私は偏愛傾向のあるものは好きなので、「矢沢永吉のライブ」「ウィーン少年合唱団の中年ファン」とかそそる現場がいっぱい。そして実際この2つは面白い。こういう偏愛の現場に出向き割と覚めた目線でルポを描くというのは面白い。でも物足りない。字数の都合なんだとは思うけど、今ひとつ深みに欠けるというか、もっと掘り下げてーと叫びたくなってしまう。
    そして悪態も好き。信仰に対する冷めた視線はどうやっても悪態やら皮肉やらになるし、この方の「よくわからん」という感情も面白いけど、やっぱり言葉足らずというかなんというか、不完全燃焼感があるなぁ。

    だから面白いんだけど、物足りない感が残る感じ。あと、全く仕方がないんだけど書かれたのがたぶん1980~1990年代前半辺りだから、イマイチ実感が湧きづらいのもちょっとあったかなぁ。まぁ本当に仕方ないことなんだけど。軽い読み物は「今」を少なからずいれないといけないんだしね。また探して読んでみよう。

  • これで大体、手持ちのナンシー本は読み終わったかと。ナンシー再読週間もこれにてこれにて。(12/7/28)

  • ナンシーの中でNo.1

  • 2006年9月12日の感想

    ナンシーさんが、家の外に出かて現場を見てきてる。
    私にとっては貴重な一冊。。。

    しかし、発行時期が古いので、古く感じるネタが多いかも…。

  • 間抜けな無防備。

  • ああ、ナンシーさんに生きててもらって、是非突っ込んでもらいたかった、と思うことがしばしば(多々)ある。

  • 様々な信仰場(矢沢栄吉のコンサート、ウルトラクイズなど)に体当たり取材。ナンシーさんが現地へ行って聞き込み等していて、写真付で意外な迫力。

  • ナンシー関さんのルポルタージュ。
    品のある文章でも、耽美な文章でもない。しかし、人を惹き付ける魅力的な文体と独特のテーマはやはり鋭ぎすまされている。
    東京大学の合格発表を見に行くのではなく、三流大学の夜間学部の合格発表を見に行く。合格者はどういう想いでその現場に集うのか。歓喜や諦観などの感情を期待するがその内実はいかに?

  • ナンシー関さんのルポルタージュ。
    品のある文章でも、耽美な文章でもない。しかし、人を惹き付ける魅力的な文体と独特のテーマはやはり鋭ぎすまされている。
    東京大学の合格発表を見に行くのではなく、三流大学の夜間学部の合格発表を見に行く。合格者はどういう想いでその現場に集うのか。歓喜や諦観などの感情を期待するがその内実はいかに?

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著者プロフィール

1962-2002 青森県生まれ。法政大学中退。消しゴム版画家。雑誌のエッセイや対談でも活躍中。著書に『ナンシー関の顔面手帖94夏』『信仰の現場』『小耳にはさもう』ほか多数。

「2014年 『語りあかそう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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