ナンシー関の記憶スケッチアカデミー (角川文庫 な 30-9)

著者 :
制作 : ナンシー 関 
  • KADOKAWA
4.01
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本棚登録 : 954
感想 : 126
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041986097

感想・レビュー・書評

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  • 先日読んだ平松洋子さんのエッセイに登場して
    面白そう!と借りてみました。

    「〜記憶のあやふやとスケッチのうやむや〜」
    雑誌で1996年に始まったというこの投稿企画。
    お題があって記憶だけを頼りに絵に描く。
    今ならすぐに検索しちゃうところでしょうが
    まだインターネットも普及していなかった時代。

    いやはや…
    その、はちゃめちゃな絵(失礼!)にビックリ。
    でも実際やってみたら、わたしも全然描けないだろうなぁとは想像がつきます。
    「カエル」「ぺこちゃん」「小便小僧」「スフィンクス」とお題を出されても、果たして線さえ描けるのだろうか。。。たぶん全くダメでしょう

    投稿された絵に添えた
    ナンシー関のコメントがまた超・面白い!
    細かい所まで観察。ばっさり、痛快です。

  • シュールな笑いが好きな人には、聖書のような一冊。
    作者のような鋭い返しができたら良いなと思って、たまにこれ読んで勉強してます。

  • なんでこうなっちゃうの~!?と思いつつ、
    自分で描いた絵も似たようなものだったり。

    投稿作品のヘロヘロぶりと理事長の絶妙なコメントに笑いすぎて息ができなくなり、
    休み休み読みました。
    そんな理由で、薄いのにやたらと読むのに時間がかかった一冊です。
    笑って免疫力アップできそう☆

  • 最高!
    笑いがとまらない。
    絵もおもしろいけど、添えてあるコメントのセンスのよさよ。

  • 本当におもしろい。

    きちがいじみた作品が並びますが、それだけではただの「ファニー」。そこにナンシー関の絶妙なコメントが加わることで「インタレスト」に昇華しています。

    ゲラゲラしますので、電車など旅の友にはなりません。

  • 購入した当時、めちゃくちゃ笑った記憶がある
    たぶん今引っ張り出してきて読んでも笑うと思うw

  • 面白い(笑)

    記憶はあるけど絵心のない人
    絵心はあるけど覚えてなくて描けない人
    はたまた、その両方か…

  • アンビリーバブル。爆笑間違いなし。すごく馬鹿馬鹿しいのに、世界の真理と向き合っているような気持ちになるのは、ナンシー関さんの素晴しいツッコミのおかげか。

  • 一緒に絵を描きながら読みたい一冊。

    クスクス笑いながら読める(眺められる?)お気軽な本です。

    記憶力は確かだけど、画力のない人。
    記憶力はあいまいだけど、画力はある人。
    そして、どちらもない人。。。

    不思議作品がてんこもりです。


    絵がうまくなりたいな。。

  • 投稿された記憶スケッチの絵で笑い、解説文を読んでもう一回笑う。まさに抱腹絶倒。2巻も勢いがとどまりません!
    (悲しい時に読むと、悲しさがどこかへ行ってしまいます)

著者プロフィール

1962-2002 青森県生まれ。法政大学中退。消しゴム版画家。雑誌のエッセイや対談でも活躍中。著書に『ナンシー関の顔面手帖94夏』『信仰の現場』『小耳にはさもう』ほか多数。

「2014年 『語りあかそう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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