ナンシー関の記憶スケッチアカデミー〈2〉 (角川文庫)

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レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041986158

感想・レビュー・書評

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  • 『1』と同じく面白いのだけれど、本完成半ばにしてナンシーさんが急逝されたためなのか?スケッチアカデミーは短め。後は『はじめてのパソコンレポ』や『みうらじゅん・いとうせいこうの品評会』などで構成されている。読んでいると、改めてお亡くなりになったことが突き付けられて、笑える本なのに、ちょっとおセンチになってしまった.....

  • ナンシーさんが急逝されたとき連載されていたのをまとめたもの。
    記憶のみを頼りに絵を描くとものすごく不思議なものが書き上がったりして大変興味深かった。

  • 笑いすぎて何度も家族にうるさいと叱られました。レベル高すぎ。ナンシーさんのコメントも拍車をかけます。

  • ナンシー関さんがご存命でないことがとても悔やまれます。
    でも、そんなこと忘れてしまう位笑っちゃいます。

  • 故ナンシー関による、ワタシ的名著の一冊。
    いつでも読めるように、文庫版でのご紹介。


    “与えられたお題を記憶のみに頼って描く、それが「記憶スケッチ」。「にわとり」「大仏」「カッパ」など、お題はありふれたもののはずなのに…。2万5千通を超える応募の中から選ばれた珠玉の「症例」が、人間の記憶のあいまいさを暴き出す!”-裏表紙より。



    もう説明するまでもないです。
    お題は「人魚」「にわとり」「パイナップル」「ギター」「カバ」「大仏」「ラクダ」「カッパ」「アントニオ猪木」「亀」「サル」。

    想定外の作品群もさるとこながら、ナンシー関の冴えたツッコミがまた秀逸。

    “4本足でしっぽまではえてやがる「人魚」”
    “美人ホステスみたいな「ニワトリ」”
    “滋養強壮に効果がありそうな「パイナップル」”
    “おそらくフェルトでできている「大仏」”
    “堂本光一に似た「ラクダ」”
    “宮崎駿のアニメに出てきそうな「アントニオ猪木」”
    “あきらかにのらくろな「サル」”

    …読んで、いや見てみたくなりませんか?未読の方、必読です。

    今後このシリーズの新作が出ないことがホントに悲しい。
    今さらですが、巨匠ナンシー女史に追悼の意を示して☆5つ。

  • 文庫本を注文したようなつもりで単行本が届いたのでちょっと驚いた。内容は、1巻ほどのおもしろさまではなかったが、そこそこ楽しめる。

  • お酒のともに。にやにや

  • <1>
    「記憶スケッチ」とは、提示されたお題を記憶のみに頼って描くこと。

    「カエル」「パンダ」「鉄腕アトム」「ランドセル」など、お題は一見簡単に描けそうなものばかり。

    ところが全国から寄せられた大量のサンプルが、「人間の記憶」のあやふやさを暴き出してしまう。

    「何でこんなになっちゃうワケ」と笑っているあなた。

    「カマキリ」を何も見ずに描けますか…?

    一度読み始めたら止まらない、抱腹絶倒の「症例」の数々。

    「天才」ナンシー関の最高傑作、待望の文庫化。

    <2>
    与えられたお題を記憶のみに頼って描く、それが「記憶スケッチ」。

    「にわとり」「大仏」「カッパ」など、お題はありふれたもののはずなのに…。

    2万5千通を超える応幕の中から選ばれた珠玉の「症例」が、人間の記憶のあいまいさを暴き出す!

    そしてナンシーの“パソコンはじめて物語”、「赤パソコン青パソコン」も同時収録。

    天才コラムニストの最高傑作第2弾、満を持して登場。

    [ 目次 ]
    <1>
    1 記憶スケッチ展覧会(カエル;ペコちゃん;海老;ウルトラマン;小便小僧;鯉のぼり;フランケンシュタイン;カマキリ;金太郎;自転車 ほか)
    2 考察―記憶のあやふやとスケッチのうやむや
    3 記憶スケッチ学会座談会

    <2>
    1 記憶スケッチ展覧会(「人魚」;「にわとり」;「パイナップル」;「ギター」;「カバ」;「大仏」;「ラクダ」;「カッパ」;「アントニオ猪木」;「亀」;「サル」)
    2 第二回記憶スケッチ学会―幻のお題・天狗を選びつつ

    [ POP ]
    久々に涙を流して泣き崩れてしまった。

    大爆笑!

    出されたお題を記憶のみで描くという、どこかの番組で見たような企画だが、こちらが元祖(?)とのこと。

    まず奇々怪々な作品群を鑑賞する前に、読者自ら課題をスケッチされることをおすすめする。

    他人を笑えないことに気付くはず。そして、ナンシー関のコメントがダメ押しでさらに笑える。

    そのあとは著者の鋭い「考察」が続く。

    あの「展覧会」をみて、あれだけの分析ができるのもテレビ批評でならした彼女だからこそであろう。

    絵ってその人が出てしまうから面白い。

    カラオケなんかでも同じことが言えそうだ。

    中途半端に技術があると、ごまかしがきく分面白みは半減する。

    下手な方が受けたりする。

    とは言え、他人を笑っても自分だけは笑われたくはなかったりするからやっかいだ。

    それにしても人間の記憶ってあやふやで、いい加減。

    だからこの本が面白いだが。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ナンシー関の記憶スケッチアカデミー第2弾。
    爆笑衝撃は変わらず、破壊力はんぱないです。

  • 何がいいって、このコメントが秀逸です。

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著者プロフィール

1962-2002 青森県生まれ。法政大学中退。消しゴム版画家。雑誌のエッセイや対談でも活躍中。著書に『ナンシー関の顔面手帖94夏』『信仰の現場』『小耳にはさもう』ほか多数。

「2014年 『語りあかそう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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