セラフィタ (角川文庫)

著者 :
制作 : 蛯原 徳夫 
  • 角川書店
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本棚登録 : 38
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042006015

感想・レビュー・書評

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  • 白洲正子のエッセイ読んでたら出てきたので久々の再読。ノルウェーの大自然の描写に始まり、序盤は男性からみたらセラフィタ(女性)、女性からみたらセラフィトゥス(男性)という謎の両性具有ぽい人物が描かれているのだけれど、途中から延々スウェーデンボルグの話になり、さらにセラフィタ=セラフィトゥスが延々、神秘主義の自説を述べだし、正直イライラというか退屈な面も。いやたまにハッとするような真理的発言もあるのだけれど、なんか基本的には胡散臭い宗教の勧誘受けてる感覚に近かったです(苦笑)

    セラフィタ=セラフィトゥスに恋する二人、女性のミンナのほうは純真無垢って感じでまだ憎めないけれど、男性ウィルフリッドの意見は途中までずっと「お前、俺の女になれ(※超意訳)」の一点張りでこれまたゲンナリ(苦笑)

    でもラストの超越っぷりはやっぱりすごい。

  • 有名な両性具有作品。バルザックの神秘主義的な考え方を正確に理解出来ている自信はないですが、娯楽として読んでも楽しかった。個人的に、ミンナの喋り口調はこの訳が好き。当時の科学的に基づいた描写はこの時代にとってのSFなのかもしれません。

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著者プロフィール

オノレ・ド・バルザック
1799-1850年。フランスの小説家。『幻滅』、『ゴリオ爺さん』、『谷間の百合』ほか91篇から成る「人間喜劇」を執筆。ジャーナリストとしても活動した。

「2014年 『ジャーナリストの生理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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