海底二万海里 (下) (角川文庫)

  • 角川書店 (2009年6月25日発売)
3.52
  • (2)
  • (9)
  • (14)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 118
感想 : 8
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784042022114

作品紹介・あらすじ

海に放り出されたアロナクス教授は、その怪物が想像を超えた科学潜水艦であると知る。「ノーチラス号」に囚われの身となりながら、教授は神秘的な深海への航海へのめり込んでゆく--。

みんなの感想まとめ

深海の神秘と科学の力を探求する物語は、アロナクス教授がノーチラス号に乗り込み、未知の世界を旅する中で展開します。1870年に書かれたとは思えない緻密な描写が、読者をまるでその場にいるかのように引き込み...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本当の最後の最後まで結が来なかった。読んでいくうちにだんだん船長の思想が分かっていくのが面白い。

    コンセーユがとても良いキャラだった。なぜこんなにも忠誠心を持つに至ったのだろう?と少し考えた。

    今の時代に私たちが読んでいる夢物語も、遠い未来にはごく当たり前のものとして使われるようになるのだろうか

  •  海の生物に関する説明が、やたら多くて長いので、そこの所は途中から飛ばしました。
     ノーチラス号のSF的な解説は、納得できるものでした。しかし、ネモ船長は、最後まで謎のままで、結局何が言いたかったのかが分かりませんでした。

  • 海底二万マイル、とても1870年に書かれたとは思えないです。描写はとても細かくていきいきしています。いまでこそ、こういう旅も可能なのかも知れませんが、その当時にまるで世界を見てきたような記述は驚きです。
    しかしながら、もっとも感嘆するのは、科学のあり方を適切にとらえていたことかと思います。アロナクス教授は、前人未踏であった南極の地にも到達でき、大西洋に沈んだアトランティスも発見できる、このノーチラス号の科学力に驚嘆し心酔しますが、この科学力を破壊に使用したネモ船長に失望し、船を下りていきます。この部分が、科学の発展がこのような破壊に使われることに対する、筆者の懸念を表しているのではないのかなと思いました。

  • いつまでも夢見心地でいたいものだが旅はいつか終わるものである。
    一体どのような結末を迎えるのか。

  • 2012.02.27読了。

    ついに読み終わったー!

    森見登美彦氏の本の中に登場したので気になって読んでみることに。

    どんな本なのかすらわからず買ったのだけど、面白かったー♡

    ノーチラス号に救助されたことから始まった海という未知の世界への旅。
    見たことない海底の魚や植物や景色。
    難破していく船...

    冒険系はやっぱりわくわくする!

    20世紀へ向けての科学に期待を膨らませていたこの当時の人たちはもっと感動、興奮したんだろうな...といろいろ想像しながら読んだ。

  • 広く楽しまれている要約された版と比較すると、博物誌的な冗長な記述が多いので、途中で退屈してしまう人もいるのではないだろうか。

  • 夢いっぱい。博物学。

  • ノーチラス号の冒険。鯨との戦い。南極海での危機。大蛸との戦い。無国籍の軍艦との砲撃戦。海中の渦に消えたノーチラス号。

     2009年8月22日読了

全8件中 1 - 8件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

作家・翻訳家。一九三六年東京生まれ。
1960年東京大学文学部卒業。1965年同大学院博士課程修了。國學院大學名誉教授。フランス世紀末文学、とくにアルチュール・ランボーを研究。一九七一年、「渋面の祭」「触れられた闇」が芥川賞候補作品となり、小説集『ガラスの夏』(角川書店)を刊行。ほかに『埋もれた時』(河出書房新社)、『悪夢「名画」劇場Ⅰ・Ⅱ』(行人社)、この2点より抜粋した文庫本『悪夢小劇場Ⅰ・Ⅱ』(新潮社)、さらに集成として『悪夢百一夜』(ウチヤマ出版)。『坂本龍馬とその時代』(新人物往来社)、『石原莞爾独走す』(新潮社)、『猫はほんとうに化けるのか』(徳間書店)、『海が呑む-3.11東日本大震災までの日本の津波の記憶』(晶文社)などがある。翻訳としてJ・ヴェルヌ『海底二万海里』(角川書店)、F・ポワイエ『禁じられた遊び』(角川書店)、『ランボー全集』(共訳、人文書院)などがある。

「2012年 『優しさのゆくえ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

花輪莞爾の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×