車輪の下に (角川文庫クラシックス)

制作 : 秋山 六郎兵衛 
  • 角川書店
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本棚登録 : 239
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042079040

感想・レビュー・書評

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  • 何度か読んだ『車輪の下に』

    作者の子供時代を描いたものであるらしいが、なかなか理解しがたかった。

    禁欲的な学校生活はきついとは思うが、実際の高校時代は禁欲とはかけ離れたものだったから、作者のような精神病になるといったことがよくわからなかった。

    また、これだけの期待・「村」を背負っての学校生活とか今の時代にはないことであろうと思うから、想像しがたい生活だったのだろうと思った。


    絶対に、生活したくない学校生活である。

  • 学校へ入るまでは順当に物事を進めていって、友人と呼べる友人の影響を受け、結果同じ学校への意欲を無くしてやめていく。続いて戻ってきた地元の町もどこか浮遊したまま時間を過ごし、ふとしたきっかけでそのまま命を絶つ。
    人間性を育む上での悪いパターンにかっちりと嵌ってしまったようなストーリー。特に軽くエンマという存在で救いがありそうな期待をさせつつ僅かな期間で帰省していったあたりで割りとどうしようも無い雰囲気が漂っていたのが効果的で、自分だけの意志でなく周りの関係がきっかけになって最後を迎える時がリアルに感じていた。
    モヤモヤした心理描写と田舎・学校の風景が叙情的で妙に幼いような心苦しい表現。

  • 車輪の下になってしまった神童の物語。考えさせられる。

  • 文章がとっても美しい♪
    ただ残1章辺りで退屈になってきたなーって思ってたら、急展開で終了してビックリした。(笑)
    若かりし頃に読んだハズなのに、信じられヘンくらい記憶にナイ事にも驚いた!!(T_T) 

  • 今まで避けていたが、新潮・岩波と挫折し続け、
    やっと角川文庫で読めてよかった。

    情景描写がとても美しかった。

    ヘッセの代表作と呼ばれるだけあり、完成度は高かった。

  • 脇目もふらず知性を追い求めていた少年が、神学校で出会った友人の影響で感性の萌芽を体験し、その二つの衝突に悩み抜く物語。
    ヘッセの自伝的要素が強く、痛ましいほどに繊細な作品です。

    社会や学校という体系的なシステムの中で自分の感性を守り発展させていくことの苦しみに、強い共感を抱きました。

  • 主人公の懊悩や境遇にとても共感できた作品。大人が子どもに対して盲目になりがちな所や、子が受験や集団行動、規律、周囲の期待などに苦しむ所はいつの時代にもある普遍的なものなんですね。

  • 共感できる箇所がたくさんあった。

    人生って一筋縄ではいかず、辛いものなんだと思う。
    皆何かしら悩みを抱えて、何かと葛藤しながら生きている。
    ハンスの様に、完璧な人生を歩もうと力むのではなく、気楽に構えて楽観的に生きていくことが大切なのではないだろうかと感じた。

    少年から大人に成長する、繊細で敏感な心のありように、自らの過去を重ねてしまった。

  • 未読

  • よみなおしてみようかな

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著者プロフィール

ヘルマン・ヘッセ(Hermann Hesse)
1877~1962年。ドイツ、バーデンヴュルテンベルク州生まれ。詩人、作家。1946年ノーベル文学賞受賞。代表作に『青春彷徨』(『郷愁』)『車輪の下』『デーミアン』『シッダールタ』『荒野の狼』『ガラス玉遊戯』などがある。

「2019年 『文庫 愛することができる人は幸せだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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