車輪の下に (角川文庫クラシックス)

制作 : 秋山 六郎兵衛 
  • 角川書店
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レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042079040

感想・レビュー・書評

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  • ヘルマンヘッセ自身の少年時代の体験をもとに書かれた小説。翻訳なので少し硬いが、興味深い表現が詰まっている。
    町で一番優秀だった少年が選抜されて名門神学校に入学するが、大人たちの期待のプレッシャーの元、他の学生達と共同生活をするうちに難しい学問への情熱が薄れ、昔は良かったと悩む。思春期の、くよくよと考えすぎてしまう傾向がよく描かれているが、この年代の少年はもっと単純なのではないかと思ったりもする。同級生の事故死の部分は胸が痛んだ。
    テーマは郷愁。ドイツ語で書かれた本ならではの耽美な文体が続き、うっとりとさせてくれる。

  • 読んだのは10年ぶりくらい。 
    繊細な少年が抑圧や環境によって押しつぶされてゆく様が
    印象的。

    実は、大学入試のときにテーマに挙げた小説だったので、
    非常に思い入れがある。

  • ヘッセの本を読むのは授業で習った少年の日の思い出以来であった。ハンスが受験勉強し神学校で友と触れ合い様々な大人との関わりの中で堕ちていく姿は痛々しかった。学校での様子の描写が好きである。ヘッセはどちらかと言うとハイルナーなのではないか?と思った。大人になる前に読めて良かったと思った。

  • 車輪の下になってしまった神童の物語。考えさせられる。

  • 文章がとっても美しい♪
    ただ残1章辺りで退屈になってきたなーって思ってたら、急展開で終了してビックリした。(笑)
    若かりし頃に読んだハズなのに、信じられヘンくらい記憶にナイ事にも驚いた!!(T_T) 

  • 共感できる箇所がたくさんあった。

    人生って一筋縄ではいかず、辛いものなんだと思う。
    皆何かしら悩みを抱えて、何かと葛藤しながら生きている。
    ハンスの様に、完璧な人生を歩もうと力むのではなく、気楽に構えて楽観的に生きていくことが大切なのではないだろうかと感じた。

    少年から大人に成長する、繊細で敏感な心のありように、自らの過去を重ねてしまった。

  • 未読

  • よみなおしてみようかな

著者プロフィール

ヘルマン・ヘッセ(Hermann Hesse)
1877~1962年。ドイツ、バーデンヴュルテンベルク州生まれ。詩人、作家。1946年ノーベル文学賞受賞。代表作に『青春彷徨』(『郷愁』)『車輪の下』『デーミアン』『シッダールタ』『荒野の狼』『ガラス玉遊戯』などがある。

「2019年 『文庫 愛することができる人は幸せだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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