変身 (角川文庫)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042083061

作品紹介・あらすじ

平凡なセールスマンのグレゴール・ザムザは、気がかりな夢からさめたある朝、一匹の巨大な褐色の毒虫へと変わった自分を発見する。理由もなければ原因もない。その日から家族との奇妙な生活が始まった-。非現実的な悪夢をきわめてリアルに描き、現代人の不安と孤独をあらわにした最高傑作。読むものに無限の深遠を感じさせる名訳でおくる。カフカ的エッセンスが凝縮された名作「ある戦いの描写」を同時収録。

感想・レビュー・書評

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  • カフカは絶望名人であり、彼の絶望っぷりは彼の名言から大爆笑したのを覚えている。朝目覚めたらグレーゴル・ザムザは多数の足がある虫になっていた!から始まる不条理文学。遅刻した事を非難する支配人、厳格な父親、言葉にしようとするが伝わらない。献身的に見守る妹のグレーテまでもが「もうグレーゴルを見捨てるべきだ」と言い出す。そして、家族を想いながらグレーゴルは死ぬ。グレーゴルのうつ病傾向、妹のミュンヒハウゼン症候群、父親の異常なまでの厳格さ・ギャンブル依存など、難しい家族なのだろうが、カフカの伝えたかったのは何か?

    • アールグレイさん
      京極さん?ブッブ―!
      (*^○^*)
      京極さん?ブッブ―!
      (*^○^*)
      2021/10/31
    • アールグレイさん
      レビュー、いつもの如く遅れると思います。
      でも、スラスラと読めそうです。
      レビュー、いつもの如く遅れると思います。
      でも、スラスラと読めそうです。
      2021/10/31
    • ポプラ並木さん
      (⌒▽⌒)アハハ!豪快に外れてしまったね。感想楽しみにしていますよ。その回答も!!
      (⌒▽⌒)アハハ!豪快に外れてしまったね。感想楽しみにしていますよ。その回答も!!
      2021/10/31
  • 「何があってもあなたを愛してる」なんて想いを躊躇させる作品。本当に人は愛する人を何があっても愛せるのか?
    毒虫になるのはあまりにも奇想天外だか、病気や障害の介護を連想した。
    一家の大黒柱で家族を支えてくれているグレゴールだから愛していたのか。
    違う。だから妹も最初は頑張っていたが、最後には心身共に疲れ果ててしまう。
    家族を冷たいと思ってしまうが、実際自分の身におきても妹と同じ感情の過程になると思う。
    蜘蛛(私の脳内ではでかい蜘蛛)は無理です(;ω;)

    不気味で、見た目も醜くなり、部屋を汚すだけの人だった人を家族として受け入れられるのか?
    せめて言葉が話せたらと、コミュニケーションが人が人を愛する上で必要不可欠だと思った。(あとはやはり見た目)

    時代背景が無知なので、少しわかるようになってからまた読みなおしたい作品。

    「これが文学というものなのか、この不条理なものが、はたして人生の真実なのだろうか、と一気に読み終わった読者は異様な興奮に感動しながら、真剣に反問してみたくなるかもしれない。(解説より)」

    • あささん
      hiromida2さん、はじめまして!

      私の脳内で毒虫が完全にでかい蜘蛛に変換されておりましたΣ(;゚ω゚ノ)ノ

      読解力が未熟で、完全な...
      hiromida2さん、はじめまして!

      私の脳内で毒虫が完全にでかい蜘蛛に変換されておりましたΣ(;゚ω゚ノ)ノ

      読解力が未熟で、完全なる思い込みです|ω・`)

      作者が毒虫としているのを、完全に断定してしまってる感想文よくないと思い、編集いたしました。

      コメントありがとうございます。

      私もまた本棚お邪魔させて頂きます!
      映画は登録しておりませんが、嗜好が似ており興味津々です(*'▽'*)
      こちらこそよろしくお願いします。

      2022/02/20
    • hiromida2さん
      あささん、遅くに失礼致します。

      ごめんなさい。とんでもない誤解を生んでしまったのは、私のコメントだったかもしれませんm(_ _)m
      カフカ...
      あささん、遅くに失礼致します。

      ごめんなさい。とんでもない誤解を生んでしまったのは、私のコメントだったかもしれませんm(_ _)m
      カフカは毒虫をどんな虫かは限定されておらず、絵にもしてないようです。
      多分、読んだ人がそれぞれ、どんな形態(生態?)の虫なのか想像しながら読んでほしいと思ったのだと思います。
      だから、逆に、あささんのレビューをみて、
      なるほど…あささんは毒虫が蜘蛛だと感じたんだ、皆、パッと頭に浮かんだものが違って
      面白いなぁ…と思って、
      ついつい反応してコメントしちゃったんです(いいね!をプッシュするのすら忘れて…(^^;; だから編集されなくとも良かったのです、楽しく読ませてもらっていたのに、余計なこと言って申し訳ないです。

       これに懲りず、これからもよろしくです♪
      こちらこそ、ありがとうございます(^.^)
      2022/02/20
    • あささん
      hiromida2さん、
      ごめんなさいだなんて、とんでもないです。コメント頂いて、勝手に自分でハッとしたのです(*'ω'*)
      こちらこそ、こ...
      hiromida2さん、
      ごめんなさいだなんて、とんでもないです。コメント頂いて、勝手に自分でハッとしたのです(*'ω'*)
      こちらこそ、これからもたくさん覗かせて|ω・`)頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします(*´w`*)
      2022/02/23
  • いやー、何故か『変身』挫折→『審判』挫折→もう一度『変身』に挑戦してやっと読みきれた。前は何だか自分に置き換えて想像すると苦しくなって、止まってしまった思い出。

    カフカの怒涛の長台詞、好き。
    最近引っ越したばかりで、手持ちぶさたでどうしても寂しくなりがちだったけど、巻末のカフカの人生について「カフカは孤独にならないと執筆出来ないと考えていたから、結婚するのを躊躇した」的なことが書かれていて、何だか勇気をもらえたよ。孤独と向き合おうじゃないか。

    そういえば、本の表紙で虫の絵が描かれようとしてたけど、カフカは断固拒否したらしい。大賛成。

  • 冒頭だけ教科書で読んでいて、結末は知らなかった。なんだか、意識ははっきりしているのに病気のせいでコミュニケーションが取れなくなった人に対してのあり方を描いてるように思えた。否定したり、受け止めようと努力したり、それでも愛は残っていたり。家族を取り巻く状況も変化して、いろんな変化に苛まれた結果がこれなのかな…
    かつては大切な、今はどうにもならない存在と離れられて、肩の荷が下りたラストが切ない。

  • この虫は一体何なのだろうと感じた。「老い」「病気」「障害」の象徴なのだろうか。

    最初は気を使ったり、気を使われていた家族の心がだんだんと離れていくのが現実的。

  • ある日突然虫になったグレゴール・ザムザ。とても冷静に周囲も自らも観察し淡々と物語が進む。不慮の事故や病気で誰かに助けてもらわなければならなくなった状況を考えると身近に感じる。家族のために働いてきたグレゴールだが、虫になった事で家族から敬遠されてしまう。それまでの関係性が浮き彫りになる瞬間なのだろう。これは誰にでも起きる可能性のある不条理なのかなと思いながら読んだ。

  • 久々に有名どころの古典を。
    起きたら虫になっていたという設定が飛びすぎて驚きますが、当時の著者の心境を表していたのでしょうか。言いたいことも伝えることが出来なくなってしまうし、これまで家族のために働いてきたのに、そんな家族からは邪魔者扱いされてしまう。もしかしたら当時の自分と重ね合わせていたのかもしれません。特に妹の演奏の場面や、食事を食べなくなる場面、絵画を守ろうとする場面なんかは、
    主人公の伝えられないもどかしさと、それが逆効果になっていることに、意思疎通とは姿かたちによるものなのかと考えさせられてしまいます。最後には衰弱した主人公の暗い結末とは裏腹に、何だか清々しい感じで旅に出る家族の描写が、人間の繋がりの儚さを物語っているように感じました。

  • リアルっていうから、主人公である芋虫の描写がリアルなのかと思って、ドキドキしながら読んだけれども。
    このリアルは人間関係の描写がリアルってお話だったのです。
    ぁんまりにも人間らしすぎて目をそむけて鼻で笑ってしまいそうになりました。
    だけど、現代でも学者がカフカを長年にわたり議論し合う理由がここにありました。
    カフカ思想、父親へのぎゃくしゅう説の根本か、引き寄せられるようにどんどんと読んでしまいました。

    一度は読むことをお勧めする、カフカ作品です。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「人間関係の描写がリアル」
      介護に疲れるように、息子を受け入れなくなってしまう。本当にリアルです。
      「鼻で笑ってしまいそうになりました」
      笑...
      「人間関係の描写がリアル」
      介護に疲れるように、息子を受け入れなくなってしまう。本当にリアルです。
      「鼻で笑ってしまいそうになりました」
      笑ったら、カフカも照れ臭そうに笑うでしょうね。皆悲観的過ぎるよって、、、
      2012/09/03
  • 独特のリズムや雰囲気があり、この一冊により他のカフカの作品も読みたくなった。
    読んでいる最中は、薄暗い霧の中を歩いているような陰鬱さを感じ、読後も晴れることは無かったが癖になる世界観。
    今までにないテイストだったので私は個人的には好きでしたが、読む人を選ぶと思いました。

  • 率直に一言で言うなら「変な話だな」と。
    残酷な話のようであり、でもどこか滑稽さも感じさせるような。

    主人公のグレーゴルがなぜいきなり巨大な虫になったのか、またそれはどんな姿の虫なのか、という肝心な所がずっと謎に包まれたまま話が進んでいきますが、どういう視点から切り取ろうとしても「悲しい/楽しい」「明るい/暗い」というような単純な分け方は出来ないとても不思議な物語だと思います。

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著者プロフィール

1883年プラハ生まれのユダヤ人。カフカとはチェコ語でカラスの意味。生涯を一役人としてすごし、一部を除きその作品は死後発表された。1924年没。

「2022年 『変身』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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