変身 (角川文庫)

制作 : Franz Kafka  中井 正文 
  • 角川書店
3.55
  • (66)
  • (88)
  • (148)
  • (28)
  • (4)
本棚登録 : 983
レビュー : 114
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042083061

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 表題作『変身』と『ある戦いの描写』の2編収録です。

    『変身』は文章が軽いテンポで書かれていて読みやすかったです。
    ただ、後味が悪かった…
    物語の中に引き込まれている、というのもあると思いますが、読んでいる期間、作品中の虫を思い浮かべて気味が悪くなることが幾度となくありました。
    それ故に余計話の続きが気になったりして…!

    『ある戦いの描写』は一度読んだのみでは理解しきれてない感じです。
    てっきり戦争に向かう人々の描写かと勝手に予想していましたが、それとはまた違いました。
    不条理系?不思議な感覚?を味わいました。
    読んでる最中は「うーん難しい」という感じでしたが
    読み終わった今は「この話をもっと読んでみたい」という気持ちです。

  • ちょっと期待しすぎたかも…。描写は全然グロくもなんともないし、ちょっと残念。だんだん読むのが辛くなってきてました…。ぺらっと捲って終了(゜∀゜)

  • 読んでいると、どんどんなんとも言えない重い気持ちになってゆきました。
    人間の弱い部分がつきつけられてるようで、地味な不気味な怖さがあって、うまく表現できないけど、途中で読むの辞めたりはしないけど、読むときは気合いが必要でした。二回目また読むってことは出来ないだろな。
    でも、一度は読んでみてと言いたくなる珍しい感想。

  • 「変身」:ある日,毒虫となってしまった平凡な男とその家族との奇妙な生活 なぜ変身したのか,という疑問はある しかし,それ以上に目を引くのは毒虫になった後も献身的に兄を支える妹の心の変化 毒虫になっても相手を気遣える心の余裕を誇りにしていた兄の荒廃 毒虫が死んだあとの家族の新たな明るい未来が後味の悪さを醸し出す

    「ある戦いの描写」:正直,何のことかさっぱりわからんかった

  • 高校生の時授業でこの図書の話をしていたのを思い出して読んでみました!

    結末もなんだか不気味で、こわかったです。具体的にどんな虫かは書かれていませんが私はGのような虫を想像して読みました。孤独になった主人公の気持ちを考えるだけでとても恐ろしさを感じました。

  • 想像するだにおぞましくおどろおどろしい。身の毛もよだつ変身に激しい衝撃を受ける。さまざまな変身を提示される。身近で唯一信頼を置いていた家族の変身がつらい。家族とは、どんなことになろうとも守ってくれる存在ではなかったのか。長所も短所も一緒くたに引き受けてくれる最後の砦であってほしい。でありたい。

  • 「変身」の方はとにかく気持ち悪い。
    毒虫をグレゴールだと扱う家族も、やたら冷静なグレゴールも。
    かと思えば、毒虫になったグレゴールに次第に愛想をつかせていく家族も、やから明るい文章で終わるエンディングも、読んでいて自分が歪んでいるように感じた。
    面白いという言葉は少し違う気がするけれど、読むのをやめようとはおもわない不思議な感覚。

    「ある戦いの描写」は全く理解できなかった。難しい…。

  • 『変身』しか、読んでません。
    個人的には、描写が気持ち悪くあんまりおもしろくなかった。

    今までは、家庭に貢献していた主人公だが、虫になったおかげで仕事にもいけず、徐々に家族から疎まれていく様子が悲しかった。

  • 人が虫になるという発想が思いつくことがすごいなぁと思った。
    描写がなんとも言えない気持ちわるさで独特な世界観のある本だった。

全114件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1883〜1924。チェコのプラハ生まれ。プラハ大学で法学を専攻。ジョイス、プルーストとならぶ現代世界文学の最も重要な作家。著書に「失踪者」「城」「審判」など。

「2013年 『ミレナへの手紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

変身 (角川文庫)のその他の作品

変身 (角川文庫) 文庫 変身 (角川文庫) フランツ・カフカ
【バーゲンブック】 変身 大型本 【バーゲンブック】 変身 フランツ・カフカ
変身 (角川文庫) Kindle版 変身 (角川文庫) フランツ・カフカ

フランツ・カフカの作品

ツイートする