白夜 (角川文庫クラシックス)

制作 : 小沼 文彦 
  • 角川書店
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本棚登録 : 683
レビュー : 80
  • Amazon.co.jp ・本 (118ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042087021

感想・レビュー・書評

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  • 初恋の時の苦しくも熱い気持ちが甦ってきました。

    初恋というのは、成就しないからこそいつまでも胸の中で美しい思い出になるのでしょう。
    主人公の若者に、共感。
    オイラも女性を知るまで空想癖がありましたよ。
    あ、いや今もか!

    好きな女の子との逢瀬の度に一喜一憂していた若かりしあの頃。
    あんな風にもう一度女性に恋することなんてあるのだろうか??

    前回、大作カラマーゾフを読んだ時のような、辛さは皆無。
    非常に読みやすい中編。
    ドストエフスキー作品群の中でも埋もれているであろう爽やかでほろ苦い一編。

    入門編としてもよいのでは?

  • ドストエフスキーが大好きになった。やはり文豪というのはユーモアのセンスも抜群ですね!始まりから第二夜までがとても好きです。小説でゲラゲラ笑うなんて、未だかつてあっただろうか?ストーリーというよりも、ディテールが素晴らしい。

  • 妄想過多なひきこもりっぽい男性の恋愛における一人相撲。ちょっと寅さんぽくもあるが、寅さんほど純情じゃなくてニヒルか?ドストエフスキーさんは意地悪い人なのかなぁ~とか思った。

  • 出だしはうじうじした男の戯れ言がつらつら綴られていて退屈だったけど、彼女と出会ってからは割りとスムーズに読めた。
    よくある純愛小説で、結末も予想した通りだった。若い娘特有のズルさに翻弄された彼だけど‥‥まあ、いい夢見れたんじゃないかな。

  • Kindle版

  • ドストエフスキーの作品はどうしても受け付けないものがあり、彼を嫌いになりかけるのだがその時にいつでも思い浮かべてしまうのがこれ。抒情詩人としてのドストエフスキー、これがあるので嫌いになりきれない。愛すべき宝石のような小品。

  • ナースチェンカ!ってつい言いたくなる
    読了後なぜか谷崎潤一郎の痴人の愛が読みたくなった…(笑)

  • 1990 読了

  • 薄いので再読。ロシア文学にはどうも「登場人物の名前が覚えられない」という苦手意識があってほとんど長編には手を出せていないのだけれど、さすがにこれくらいの短さで登場人物二人だけならセーフ。

    しかしよく喋る主人公だなあ(笑)そこは心の中で独白にしておきなよ、ということまでペラペラ口にしちゃうのだけど、典型的な、友達いないのだけど喋り出すと止まらないタイプ・・・というか、いるよね、現代日本にもこういう人、結構たくさん。そういう意味ではドストエフスキーのキャラ造形ってすごい。

    一方ナースチェンカのほうは、主人公には天使のように純真に見えてるのだろうけど、客観的に見ればたいした小悪魔(苦笑)

    若いころに読んだときは、それなりにロマンチックなラブストーリーのように思った気がするのだけど、今読むと主人公のキャラの「痛さ」の印象のほうが強く残ってしまう。いつか幸せな恋ができるといいね(同情)

  • ドストエフスキーの本の登場人物って変な奴本当に多いよな~(笑)なんだこの主人公(笑)
    ぼっちで妄想過多でヤバいなと思うけど、せめて知力だけはあるから、まともっちゃまともなんだろうな(笑)
    そしてそんな妄想男が惚れたナースチェンカの裏切りっぷりもすごい(笑)こんな切り替え早い女初めて見た(笑)
    100ページくらいの短い本だったけど、なかなかおもしろかったです(笑)

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