新訳 ハムレット (角川文庫)

制作 : William Shakespeare  河合 祥一郎 
  • 角川書店 (2003年5月1日発売)
3.66
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  • レビュー :48
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042106142

作品紹介・あらすじ

「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。-」王子ハムレットは父王を毒殺された。犯人である叔父は、現在王位につき、殺人を共謀した母は、その妻におさまった。ハムレットは父の亡霊に導かれ、復讐をとげるため、気の触れたふりをしてその時をうかがうが…。四大悲劇のひとつである、シェイクスピアの不朽の名作。ハムレット研究の若き気鋭が、古典の持つリズムと日本語にこだわり抜いた、読み易く、かつ格調高い、画期的新訳完全版。

新訳 ハムレット (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 野村萬斎氏が演じるにあたり、発声した日本語の美しさを熟慮して依頼した新訳。
    私は初読みですが、従来訳に比べてわかりやすいのではないかと想像できます。
    長年研究されている作品なので身構えていましたが、思ったよりシンプルというか下品というか(笑)。ひっかかる場所ではないのだろうけれど、下ネタ満載のセリフになんだかなーでした^^;
    少女コミックなどでもハムレットの舞台を演じる場面があったりして、あのセリフはこのシーンだったのかぁと思ったり。
    オフィーリアの立ち位置がイメージと違っていたことも面白かったです。
    ト書きなのですぐに読めました。
    機会があれば再読するかも…読み手の状況によっても捉え方が様々に変化しそう。やはり名作なのでしょうね。

    • だいさん
      >下ネタ満載のセリフ
      これがわかるように訳した人もスゴイ!
      2015/02/28
    • はこちゃんさん
      リア王もなかなかですね┐(´ー`)┌
      シェイクスピアのイメージが変わりました。
      2015/02/28
  • 私の人生で一番読み返した作品。
    切れ味が鋭い皮肉やユーモア、深い考察、気持のよい韻律。
    何もかもが素晴らしい、人生の一冊。
    河合さんとシェイクスピアは偉大な方です。

  • 私は戯曲を読む時は舞台を想像しながら読むようにしている。最初からそれをコンセプトとしたこの訳は台詞、訳注ともに大変その助けとなり読みやすかった。本書の底本でありシェイクスピア当時に上演されていたというフォリオ版と、クォート版の違いについてもページ下部に配置された訳注でその都度触れられていて分かりやすい。

  • 2017/10/11

  • だれもが少しはハムレット

  • 薀蓄深き河合祥一郎訳・F版ハムレット。場面展開や順番、台詞の話者がQ1・Q2とかなり異なる。「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」という有名な訳は河合ハムレットで「初めて世に出た」のは新発見。「孝ならば忠ならず」のハムレットには、①自身がポローニアスを殺したことにより愛するオフィーリアが発狂して水死、②王への復讐の過程で母が毒杯を仰ぎ死亡、③王の企みによりレアティーズの剣先の毒にあたり、自らが死亡、④父が守ったデンマークを乗っ取ろうとしたフォーティンブラスが労せず入手の4点全てが悲劇であった。

  •  世界で最も有名な作家・シェイクスピアの作品の中で最も有名な作品である「ハムレット」。

     「ハムレット」はいろいろな出版社から発売されていますが、僕はこの角川文庫の新訳版が一番読みやすいと思いました。

     詳しくはブログで。
    http://blog.livedoor.jp/masaathlon/archives/14518746.html

  •  野村萬斎が芸術監督を務める世田谷のパブリック・シアターで上演に際し、新しい翻訳を河合祥一郎氏に依頼したものだという。演出家も英国から招聘し、英文学の翻訳劇ではなく、日本語戯曲音読劇をやりたかったのだそうだ。

     そのため訳出に当たり、2人は頭を突き合わせ、実際に声に出して読みながら舞台にふさわしい音になるよう工夫しながら翻訳を進めていったという。

     実際の舞台映像を見ると、この翻訳がシェークスピアのハムレットを翻訳したというより、野村萬斎らの脚本として翻訳されたということがわかる。途中若干詰める所があるものの、ほとんどは脚本通りに進められていた。野村萬斎のこだわりが見えたように思われた。

     野村萬斎は以前からEテレの子ども番組にも出演しており、小さい子どもたちにも馴染みが深い。古い伝統だけに縛られず,新しい分野にもぜひ挑戦して、役者の幅を広げてもらいたい。

  • 学生時代、受験勉強として著名な書籍と作者を覚えるということをした。大変無駄な労力であり、わずかしかない記憶のための脳スペースをこのようなことに使うのはもったいないのではないか、とか、ブツブツ思いながら暗記した。

    時を経て。
    あの頃暗記したおかげで有名な書籍の書名は知っているので、ちょっとした会話に不自由はないが、しかしそんな表面的なことだけで内容を知らずにこのまま人生を終えていいのだろうかと…時々思っていたのだ。

    あらすじだけ集めたものを読もうかと思ったこともあったし、実際、手に取ったこともある。だけどあらすじだけを読んだところで、読書の楽しみは得られず、それでは受験勉強と同じだし、すぐに忘れる。

    そんなところに最近よくある「新訳」本を入手。訳が現代文なので読みやすい。

    しかもこれは狂言の野村萬斎氏が舞台で上演するために訳を依頼し、舞台セリフとして何度も声に出し読み、磨きをかけたそうで。確かにスイスイ音が頭に入ってくる。
    さらに解説もついているのでわかりやすい。

    えぇと戯曲としては楽しいのでしょうね。
    しかしこのハムレットがこれほどまでに人類に愛され、読み継がれる理由までは、、、私には分からなかった…かな。タハハ。

  • 野村萬斎の舞台の映像を少し見て気になって読んでみたが海外の作品は私には難しい。

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