新訳 ロミオとジュリエット (角川文庫)

制作 : 河合 祥一郎 
  • 角川書店
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レビュー : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042106159

感想・レビュー・書評

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  • あとがきにもあったけど、ト書きが少なく、ほぼ台詞で状況説明がされてるから舞台や映画を見ずこれだけ読んだら理解するのが結構むずかしいと思う。
    お互いを想う台詞は詩的ですてきだけど、ロミオとジュリエットは長い付き合いがないのにどうしてそんなに相手のことを情熱的に愛してるのかわからなかった。理屈で説明できるものではないと思うけど、そういう、人物のバックグラウンドに息を吹き込むのは役者なのかなあ。感動する暇もなく超特急でストーリーが展開するので、舞台とはけっこう印象が違った。

  • 解説ににやにや。

  • もう王道ですよね。ギリシャ神話に元ネタっぽい話がある。トリビア。

  • あまりに有名な恋愛悲劇。パリスがロミオに殺されてしまうところはすっかり忘れていたのでびっくりした!ロミオもジュリエットもマーキューシオもティボルトもロミオの母も、死ぬ必要はなかったけど、でもでも、パリスはほんと、なんで殺されなければいけなかったのか。

  • 生ちゃん可愛かったです(赤坂act)

  • 東大の河合祥一郎訳。いつも通り薀蓄が多く、ためになる。モンタギュー家とキャピュレット家を別の団体・国家に置き換えれば、嘘臭い題目や大義名分が湧き出てくる。ジュリエットを仮死状態にするトリックの先祖は誰かわからないが、これにヒントを得て美女を仮死状態にして男達が争う光景を見た。『北斗の拳』だ。

  • いつだって家柄は障害になりうるけどそれが恋を燃え上がらせるのかもね

  • 言わずと知れたシェイクスピアの作。あまりにも有名な悲恋物語、そして悲劇の顛末。よく知っているつもりであったが、改めて読むと、意外な読後感を得ることが出来た。
    新訳であり、現代的な平易な言い回しを指向しているためか、すこぶる読み易かった。河合氏の訳は、俳優が舞台上で声に出すことを意識した、とされるだけあり、文章にリズムがあり読み易い。よいと思う。

    「ロミオとジュリエット」と聞けば、悲恋と悲劇そして究極の純愛。きっと甘~い物語が…という先入観で読み始めた。だが、ロミオとジュリエットは出会って瞬時に恋に落ち、運命の恋と思い詰める。その展開は驚く程に慌しくいそがしい。なので、しっとりした情趣を味わう余地はなかった。
    一方で、先述の現代的な新訳のためか、原文のものかはわからないのだが、意外にも下世話な表現が目立つ。ロミオ自身の言葉でなく、特に彼の友人マキューシオの台詞なのだが、下品、野卑な言い回しがちらほらするのだ。
    花梨のように尻に割れ目が…、とか、竿をおっ立てて… などなど。
    そのため、悲恋やラブロマンスというよりも、粗野な手ざわりが印象に残る。甘いラブロマンスというより、ジェットコースターのように駈足で疾走する激しき恋(まるで2時間サスペンス)。という読後感であった。

    ちなみに、物語の舞台はイタリア。ヴェローナという街。(英国が舞台と思い込んでいた。)巻末、上尚史氏の「後口上」(あとがき)がちょっと楽しい。

    付記、もう一点。歌い上げるような台詞表現であったり、物語展開が急速であったり、戯曲特有のものがある。かように、小説とは似て非なるものであることを、読了後に改めて思い至る。小説に向き合うのとは、別の心構えで味わうのがよし。

  • 「あぁロミオ、あなたはどうしてロミオなの」
     このフレーズは誰もが知ってる(そういやなんで有名なんやろ?)けど、ちゃんと読んだのは初めて。ザ・悲劇みたいなん想像してたけど、意外にダジャレや罵詈雑言も飛び交うんやね。ふふって笑かされることになるとは思っていなかった。邦訳もすごく練られているのか、読み心地よく、あっという間に読めてしまった。
     もともとはイタリアのバンデッロが書いた『ノヴェッレ』をシェイクスピアが英訳したもの。16世紀のイタリアらしく、知性や理屈をすっ飛ばした一目惚れから始まり、駆け抜けるように時間が飛び去る。家同士の愛憎が生んだ悲劇、ということであるが、解説にもあったように現代にも民族・人種・国家間、さまざまな対立があり、この世から愛憎がなくなる日はこないであろうことを考えれば、長く語り継がれるのは当然なのかも。
     これで明後日のバレエの予習はばっちりだ!楽しみ!

  • 最後の大公の裁きに感動した!

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