新訳 マクベス (角川文庫)

制作 : 金子 國義  河合 祥一郎 
  • 角川グループパブリッシング (2009年1月24日発売)
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  • レビュー :21
  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042106180

新訳 マクベス (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • マクベスは、あなた

  • マクベス第三弾。河合祥一郎訳。如何にも東大の学者が訳したマクベス。註釈が最も多い。野村萬斎演出・主演の演劇『マクベス』のため、翻訳された。シェイクスピアの薀蓄・トリビア好きな方には面白いかも。

  •  これほど評価が難しい本に出会ったのは久しぶり。この『マクベス』はそれほど長い物語ではなく、更には将軍が主君を殺し王位に就くも、本来の王位継承者に殺されてしまうという簡潔なストーリーである。それも当時の王様に献上した話であるためか、何処か媚びへつらっているような印象を受けてしまう。それなのに『シェイクスピアの四大悲劇』として数えられているのだから始末に終えない。

     この物語はマクベスを主人公と見るのか、王子であるマルコムを主人公としてみるかで大きく変わってくる気がする。マクベスは魔女の甘言から王位を望み、王を殺して王位を奪ってしまう。しかし魔女のもう一つの予言が気になり周囲全てが敵に見えて段々狂っていくという流れ。マルコムは突如として起こった謀反に為すすべなく親類のいるスッコトランドに逃げ込む。そこで機を窺い徐々に集まる忠臣と共にマクベスを討ち、王位を取り戻す。
     マクベスを主人公として見るならこれは正しく悲劇といえるだろう。だが、マルコムを主人公として見ると正義は必ず勝つという勧善懲悪ものになってしまう。まあ、タイトルからしてマクベスを主人公として見る事が正しいのだろうがそうすると物語にはどこか無理があるような気がしてくる。
     そして途中途中に時系列もしくは説明が抜けている部分があるため物語にのめり込む邪魔をしてしまう。これでは作者が作品に込めた意図を完全に読み切るのは難しい。

  • オペラを見に行くから、事前勉強で読んでみた。
    恥ずかしいけど初めて読んだ。

  • 戯曲「マクベス」など、ウィリアム・シェイクスピアが描いた作品は、人間の百科事典を見ているようだから。同一人物でも、ボジティブな面とネガティブな面の両方を持っている。かわいい面もあれば、憎たらしい面もある。

  • いろいろと納得いかない部分はあったなぁとかそこでその行動はどうなんだとか思うものの、罪にさいなまれて幻覚を見る夫婦は好きでした。劇で見てみたい~

  • この版を読みたかったのだけど、図書館にはなかったので、ちくま版を読みました。人間って、何百年経っても、考えていることはさほど変わらないのだなぁ。本能寺の変と同時期のお話だったのも印象的で、どの民族も同じだと思いました。

  • 他のシェイクスピア作品も読んでみたくなりました。

  • いつまでも色褪せない作品。
    シェイクスピアの中でも一番好き。
    韻の踏み方が絶妙。
    独特の作品が醸し出す味が堪らない。

  • No.6の影響をモロに受けた選書。
    ロミオとジュリエット、ベニスの商人と読んだけど、
    マクベスを読んで、シェークスピアがはじめて面白いと思った。

    韻を踏んで書かれているなら、やはりオリジナルの言語で読みたいところだけれど、
    そのリズム感を殺さない、なるほど名訳。

    まるで、シュルレアリスムの絵画を観ているよう!
    韻文を多用しているから、西尾維新好きに受けそう。

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