鏡の国のアリス (角川文庫 赤 118-2)

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感想 : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042118022

感想・レビュー・書評

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  • 『不思議の国のアリス』以上に英語の洒落と、英国の歴史や童謡の知識が要求されるようだ。ハンプティ・ダンプティも知らなければ楽しめない。初版は昭和34年で、昭和60年43版というロングセラー。翻訳ではチェスを西洋将棋としているところが時代を感じさせた。本作はチェス盤を仮想した鏡の国なので、21世の現在では違和感でしかない。アリスがプディング(それも生きている!)を切り分けたシーンは、もしかしたら『ベニスの商人』のパロディなの?

  • 鏡の国のアリス (角川文庫) 作者のルイス・キャロルの作品です。

  • チェスがモチーフの話。相変わらずなんだか分からない抽象的な感じで話は進んでいくが、そこが不条理で面白いのかも。

  • 岡田忠軒 訳。

  • 【268】

  • 63

  • 『不思議の国のアリス』より難解かも。
    かなり久しぶりに再読したのですが昔はもっと面白く感じたのに今回は「あれ?」って感じで。
    年齢と共に楽しさを得難くなってしまうのか…ちょっと寂しい。

  • (1996.08.14読了)(拝借)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    煖炉の上の鏡をくぐりぬけ、アリスはまた奇妙な冒険に飛びこんだ。おしゃべりをする花たち、編物をするヒツジ、ハンプティ・ダンプティ、ユニコーン、赤の女王etc.鏡の国をさまよっていると、つぎつぎに不思議な住人たちがあらわれて、気がつくとアリス自身も女王さまに―。チェスのゲームを物語に織りこんだ夢とユーモアあふれるファンタジーを金子国義のオリジナル挿画で贈る。

    ☆関連図書(既読)
    「トム=ソーヤーの冒険」トウェーン著・亀山龍樹訳、講談社、1987.07.25
    「十五少年漂流記」ベルヌ著・那須辰造訳、講談社、1987.08.20
    「絵のない絵本」アンデルセン著、童心社、1966.11.25

  • 『不思議の国~』は知っているけれど、こちらの方は全く話を知らなかったので手に取った一冊。
    確かに児童文学なんだけど、子供が読むには難解すぎるし、大人が読むにはファンタジーより過ぎる気がするカテゴリ分けが、ちょっと難しい気がする作品。
    意図的に支離滅裂な場面構成がなされているので、慣れるまで少し読みづらいかもしれない。
    あと角川版はチェスについて解説が付いてたり、少し訳が古いので、もう少し新しい訳をオススメします。

  • ジャバウォッキーの詩は、いろんな訳で読んだけど、この岡田忠軒さんの訳が一番好きです。

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著者プロフィール

1832年生まれ、1898年没。イギリスの作家、詩人、数学者、論理学者、写真家。イングランド北西部チェシャー州で牧師の長男として生まれる。本名はチャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン。作家として活動する際にルイス・キャロルのペンネームを用いた。1865年刊行『不思議の国のアリス』のほか、『鏡の国のアリス』『スナーク狩り』『シルヴィーとブルーノ』など、数多くの作品を執筆。

「2023年 『芥川龍之介・菊池寛共訳 完全版 アリス物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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