不思議の国のアリス (角川文庫)

制作 : 河合 祥一郎 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.69
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本棚登録 : 1380
レビュー : 114
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042118039

作品紹介・あらすじ

ある昼下がり、アリスが土手で遊んでいると、チョッキを着た兎が時計を取り出しながら、生け垣の下の穴にぴょんと飛び込んで……個性豊かな登場人物たちとユーモア溢れる会話で展開される、児童文学の傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 幼い少女の見た夢という設定からキャラクターやストーリーは全てが"へんてこりん"となっていますが、それら"へんてこりん"を全て含む世界観は全世界の人々を魅了して止まないでしょう。そんな物語にジョン・テニエルによる挿し絵も多く付されており、本書の魅力をさらに引きたてています。

    また"訳者あとがき"ではこの物語が生まれたいきさつの紹介がされており、登場キャラクターたちの名前の由来なども語られています。例えばあるキャラクターの話に登場するエルシー・レイシー・ティリーという三姉妹は、リドル三姉妹(アリス・リドルは三姉妹の次女です)のことであって、それぞれ名前がアナグラムとなっているということです(Lacie=Alice等)。

    最後には訳者からのクイズまで出されてしまいます。本書109ページに付されている挿し絵のどこかに白ウサギが隠れているのですが見つけられるでしょうか?という内容であり、訳者自身もアリスのような子供の心を忘れないという意気が伝わってきます。

    何はともあれ学業や仕事など現実の世界に疲れたなと思ったとき、子供の心を思い出したいとき、少しくらいならこんなメルヘンの世界へ逃避してしまっても許されるのではないでしょうか。

  • 加納朋子さんの螺旋階段のアリスより。
    50代のおじ様がルイス・キャロルの心得があるというのに、自分はすっかり詳細を忘れていて、作中の会話に付いていけなかったので悔しくて再読。
    ときめきの片付けの本、こんまりさんの子供の頃の愛読書でもあるそうだ。
    折角なら読みやすそうな新しい訳のをと思い購入。

    読んでみて…、自分の中のユーモアが死滅したのか…!?
    昔ディズニーの映画を見てあんなにワクワクしたのに、今読むと、全くへんてこりんな話!というのが正直な感想(笑)
    登場人物の誰一人として行動原理が理解できない(笑)
    唯一お姉さんが微笑むシーンだけ共感できました。
    あとは歌の所。歌詞自体は全く覚えてなかったし、意味もわからないけど(笑)韻を踏む感じとリズムが楽しかった。(巻末に楽譜が着いていたので分かりやすい)
    この音も原作通りなのかな?

    さりげなく挿し絵になぞなぞを仕込んで、次巻で答え合わせをさせるとは…!
    なんたる戦略!

  • 0136.ルイス・キャロル
    『不思議の国のアリス』第1章 2017/2/21
    0139.ルイス・キャロル
    『不思議の国のアリス』第2章2017/2/22
    0160.ルイス・キャロル
    『不思議の国のアリス』第3章2017/3/7
    0163.ルイス・キャロル
    『不思議の国のアリス』第4章2017/3/8
    0168.ルイス・キャロル
    『不思議の国のアリス』第5章2017/3/10

    「不思議の国のアリス 」(角川文庫)より

    収録作品

  • ★4.0
    草間彌生とコラボした「不思議の国のアリス」を以前に読んでいたけれど、ほとんど初読の気分の読了。今になって、あちらは翻訳が残念だったのだと分かる。本作でのアリスは喋りすぎなくらいに活き活きとし、キャロルの世界観に改めてちゃんと魅了された。そして、韻を踏む言葉遊びの楽しいこと!英語の知識はないけれど、元々の原文が気になってしまった。また、アリスの姉の視点を取り入れることで現実を見せ、より不思議の国を恋しくさせる巧みさ。ジョン・テニエルの挿絵にうっとりしながら、初版が1865年ということに驚くばかり。

  • すべてはここから始まった、って感じがする。

  • 夢の中の不思議な世界
    言葉遊びが多用されており、音韻やダジャレでキャラクターが生まれ進んでいく
    まるで子供の空想のような世界

    作者のルイスキャロルは実際の人物や出来事から着想を得たらしい
    日常を少し違った捉え方をし、そこから空想を膨らませることで子供も楽しめる物語が生まれるのかもしれない

  • 不思議の国のアリスは、言葉遊びが多用されており、日本語では汲み取れないユーモアがあるのが残念。
    女の子に愛される小道具がいっぱい出てくるが、可愛いだけでなく意味のわからない行動を取るキャラクターに妙にすかっとする。

  • この世界観が苦手。


    ある昼下がり、アリスが土手で遊んでいるとチョッキを着た白ウサギが時計を取り出しながら、急ぎ足に通り過ぎ、生き垣の下の穴にぴょんと飛び込みました。アリスも続いて飛び込むと、そこは…。チェシャーネコ、三月ウサギ、帽子屋、ハートの女王など、一癖もふたくせもあるキャラクターたちが繰り広げる夢と幻想の国。ユーモア溢れる世界児童文学の傑作

  • 感想が難しい。
    アリスが実在する少女だとは知らなかった。
    作者からこんなに愛情が籠った物語を贈ってもらったアリスが羨ましい。
    大人になっても純心を失くさないでほしいと言うメッセージが伝わってくる。
    絵本でしか見た事がなかったせいか挿絵のアリスが結構写実的に描かれていて驚いた。
    断片的な情報しか知らずに読んで行ったので哲学的な意味は理解が出来なかった。
    イデオロギーに対する問題提起?が多岐に渡って述べられていて掴みにくい。
    夢から醒める瞬間が現実の子供に戻った瞬間だと感じた。

  • 何度かチャレンジしているけど、だめだ。

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著者プロフィール

1832年、イギリスのチェシャ州に生まれる。オックスフォード大学を卒業、同大学の数学および論理学の教授に。独特のユーモア感覚と幻想的イメージに溢れた童話『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』は、イギリスはもちろん、世界中で支持されている。

「2017年 『わがままアリスとおくびょうな白ウサギ 不思議の国のアリス 鏡の国のアリス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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