鏡の国のアリス (角川文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年2月25日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042118046
作品紹介・あらすじ
ある日、アリスが部屋の鏡を通り抜けると、そこはおしゃべりする花々やたまごのハンプティ・ダンプティたちが集う不思議な国。そこでアリスは女王を目指すのだが……永遠の名作童話決定版!
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
鏡の国のアリス(角川文庫)
-
谷のような丘をかけ登り、花や昆虫たちとおしゃべりをして、部屋にいながら小舟に乗り、気がつくと隣で二人の女王様が寝ている始末。次から次にくるくると展開していくお話。
言葉は踊って、唄を口ずさみ、物語を綴る。まるで虫食いだらけの地図みたいに奇想天外で多くの謎を秘めた不思議の世界。その虫食いの空間はわたしたちの想像で埋められるために残された余白のようなもので、たとえその埋め方が大きすぎても小さすぎても、間違えて別のところを塞いでしまったとしても、物語はきっと完結するはず。
鏡の国はわたしのためにも開かれているから。 -
『不思議の国のアリス』
ディズニーが掛けた魔法に頭が少し侵されていたのかもしれない。 -
★3.5
前作「不思議の国のアリス」以上に言葉遊びが止め処ない!韻を踏む詩に加えて、ちょっとした駄洒落があちらこちらに登場。その楽しさは勿論、見事な翻訳にただただ感心してしまう。そして、アリスが迷い込む“鏡の国”は、“不思議の国”に負けず劣らずの奇想天外っぷり。それなのに、私にチェスの知識がまるでなく、実際の盤上の動きを上手く想像できないのが残念。それでも、テニエルのイラストが相変わらず素敵でうっとり。ただ、訳者あとがきでキャロルの喪失感やアリスとの距離感を知ったことで、少し物悲しい夢のお話に思える。 -
白騎士がアリスに見送りを頼むシーンが素晴らしくて大好き。
「あの岡を下り、あの小川を越えれば、そなたは女王になるんじゃ。が、ここで拙者をまず見送ってくれるであろうな?」「長くはかかるまい。ここで待っておって、拙者があの曲がり角についたら、ハンカチを振るのじゃ。すれば拙者も元気づくじゃろうからな」 -
トゥィードルディーとトゥィードルダムの口ぐせが面白かった。ハンプティ・ダンプティは偉そうで面白くなかった。
-
楽友
著者プロフィール
鏡の国のアリス (角川文庫)のその他の作品
ルイス・キャロルの作品






鏡の国のアリス (角川文庫)に関連する談話室の質問
外部サイトの商品情報・レビュー
鏡の国のアリス (角川文庫)を本棚に登録しているひと
-
- kanaho
- 2019年5月24日に登録
-
- 1235242番目の読書家
- 2019年5月23日に登録
-
- norea
- 2019年2月21日に登録
-
- sjima34
- 2019年2月21日に登録
-
- serg
- 2018年11月13日に登録
-
- rectenna
- 2018年11月4日に登録
-
- hatuhi
- 2018年9月3日に登録
-
- riruke09
- 2018年8月26日に登録
-
- 金城学院大学図書館
- 2018年7月12日に登録
-
- Softherb
- 2019年12月6日に登録
-
- けんご
- 2019年11月11日に登録
-
- tom555
- 2019年7月17日に登録
-
- まさき
- 2019年7月5日に登録
-
- Tetemongogo
- 2019年3月11日に登録
-
- ましゅてん
- 2019年2月14日に登録
-
- みつねこ。
- 2019年2月10日に登録
-
- tulipman
- 2019年1月31日に登録
-
- 妖精さん
- 2018年12月6日に登録
-
- 福士平安
- 2019年7月27日に登録
-
- リボン
- 2019年4月23日に登録
-
- mawaru.book
- 2017年11月18日に登録
-
- Book×Cafe『Gatsby』
- 2017年8月15日に登録
-
- ミュー
- 2017年7月14日に登録
-
- 明
- 2017年3月14日に登録
-
- choroman3
- 2016年9月21日に登録
-
- のぜ
- 2015年6月27日に登録
-
- こばみさん
- 2013年12月27日に登録