新編 日本の怪談 (角川文庫ソフィア)

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本棚登録 : 155
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042120056

作品紹介・あらすじ

「耳無し芳一」「ちんちん小袴」「ろくろ首」をはじめ、ハーンが愛した日本の怪談42編を叙情あふれる新訳で紹介する。江戸時代に詠まれた狂歌を、ハーン自らが解説した貴重なエッセイ「妖怪のうた」も収載。ハーンによる再話文学の世界を探求する決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 時々なぜか無性に読み返したくなる

  • 新編で日本の怪談
    「耳無し芳一」「ちんちん小袴」「ろくろ首」
    はじめ、ハーンが愛した日本の怪談42編を叙情あふれる。

  • 学生K、「やっぱり王道を征く「怪談」ですね。怪談を書けるようになりたいです…」

  • まあ帰化してるとは言え「日本通」というレベルじゃないんですね、先生。
    しかしどうも自分は怪談の読み方がわかってないのか、怖いというよりは切なさとか愛情とかそういうものばかり感じてしまう。

  • 言葉使いが綺麗な印象を持ちました。短編なので、空いた時間に、寝る前に読むことができ、よかったです。

  • 美しい日本の怪談

  • 子どもにも向けて書かれていると背表紙に書かれていたが、
    結構怖くて読み応えがありました。
    なんとなく知っていた怪談も、改めて読むことが出来てよかったです。
    古きよき日本の一面も分かりました。

  • 小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの作品を、池田雅之氏が編訳したもの。
    訳は低学年の子どもでも読めるよう平易な文章で書かれているが、稚拙さはなく洗練されていて読みやすい。

    「雪女」、「耳無し芳一」、「むじな(のっぺらぼう)」など有名な話や昔読んだ話ばかりが収録されていて、懐かしみながら読みました。

    一番心に残った話が――「和解」
    夫の身勝手さにより離縁を言い渡されたにも拘らず、恨み言を一つも漏らさず、むしろ自分が至らなかったせいだと、夫を許す妻の優しさに感銘を受ける。
    相手を真摯に思いやる夫婦愛に胸を打たれるが、実は妻が死んでいたなんて……。
    読み終わった後に、題名の「和解」という言葉の意味が、ずっしりと心に圧し掛かってきます。

    類似した話に『今昔物語』の「人妻死後会旧夫語」、上田秋成の『雨月物語』「浅茅が宿」があります。
    その中で、悲しいけれど美しい話に仕上がっている「和解」が一番好きです。

  • 訳者にとって微妙に解釈が異なってくるのはやっぱり面白いです。今回は2冊を読み比べしながら。こちらは小さい子にも楽しめるよう、朗読にも配慮された一冊。怪談・奇談のみ42編をあつめて。あります。読み返してみるとファンタジーな気もする話も…。あとがきがちょっと好きじゃなかったので(何となく訳者さんの主観を押し付けられた印象で)モノガタリ世界が壊されてしまった感想。あ、これは私の主観ですが。

  • 日本をここまで愛してくれてありがとう。ハーンさん。
    また日本文化の中にあるアニミズムを知ることができました。

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著者プロフィール

1850年、ギリシアのイオニア諸島にあるレフカダ島で、アイルランド人の父とギリシア人の母との間に生まれる。幼くして父母と別れ、19歳でアメリカに渡る。以後、世界各地を転々とし、90年に通信記者として来日。同年、小泉節子と結婚。96年に帰化し、小泉八雲と改名。英語、英文学を講じる一方、日本人の内面や日本文化の本質を明らかにする作品を描き続けた。1904年没。

「2019年 『小泉八雲東大講義録 日本文学の未来のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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