トム・ソーヤーの冒険 トウェイン完訳コレクション (角川文庫 ト 15-2 トウェイン完訳コレクション)

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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042142072

作品紹介・あらすじ

わんぱく少年トムは、宿なしっ子ハックを相棒に、騒動を巻き起こす。海賊気どりの家出、真夜中の殺人の目撃、洞窟で宝探し、そして恋。子供の夢と冒険をユーモアとスリルいっぱいに描く、少年文学の金字塔。

感想・レビュー・書評

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  • 読むのは何回目かな? 子ども時代はドキドキハラハラ。自分も冒険するぞ~、と思うけれども川も洞窟もない環境。アメリカに憧れた。今回もハラハラドキドキ!でもそれはポリーおばさんの立場から。夜中の家出、洞窟での遭難、ずる休み、鞭打たれる子。あ~、心配、心配……どうしたらいいのかこのわんぱく坊主は。この完訳はおそらく原本に忠実で、文字フォントや太字を駆使している。そこの説明が最後にあると違和感がなく読めたかなと思う。読み辛いと感じるところもあり、福音館で併読中。

  • やんちゃで想像力も行動力も豊かな少年たちによる、退屈な日常を面白く過ごしていくお話。登場人物同士の会話(時にくだらないが、それも少年ぽくて良い)、会話の中で揺れる心の描写のコンビネーションが自然に混ざり合い、すんなり入っていくことができたお話でした。
    さてどんな冒険かというと、勿論巨悪を倒すとかではなく、日常を少し離れたとこに見つけた背伸び体験です。っと片付けるには無理があるほど危ないことをやってますね。3度くらい命が危なかったような?これが若さゆえの無謀か、、、こんなことして大丈夫か?そして懲りないんだな!
    それと19世紀アメリカの日常生活が描かれているのも興味深いですね。当時から教会に通ってて、黒人がいて、罰はムチで食らうと。ムチ怖い、、、

  • いたずらってすばらしい。トム・ソーヤーの頓智のきいた発想にニヤッとしながらもそれが原因で起こる大騒動にはひやひやした。現代では考えられない、おおらかな空気感が感じられ、楽しい気分になった。

  • 小学生の時に児童小説版で何度も読んだ思い出がある。
    カードの交換、真夜中の墓場、洞窟探検といった要素に、
    子供心にある種の面白さを感じていた。

    ハックルベリを読むにあたり、
    トム・ソーヤも一度読みなおそうと思い再読。

    子供の時とはまた違う視点で見ることになるわけだが、
    やっぱり当時ほどの思い入れが出てこなかった。
    懐かしさだけはとてもあるのだけれども。

    あと、訳のせいなのか、どうも読みにくいと感じた。
    分量もやけに多い。

    最初にこの分量だと
    小学生の時の私には全部読みきれてなかったんじゃないか。
    こうなると、当時読んでいた児童向けの方は
    うまく編集・構成がしてあったんだなと今更ながら思う。

    やっぱり小学生くらいの時に一度読んでほしいと思う本。

  • 没頭して読み進めることを期待したけど、それほど物語に入り込むことができなかった。

  • 933.6 ト 登録番号8146 文庫版

  • 「子供の頃読んだ本再読シリーズ」第1弾。
    男の子は必ず読むものだと思っていた本。
    自分の子供たちが口をそろえて「知らない」ということにびっくりしつつ再読。
    「大人になってから読んでつまらなかったらどうしよう…」と恐る恐る読み始めたのですが、杞憂でした。
    やはり男の子には読んで欲しい本です。

  • 面白いです。
    トムは頭がいいよね。

  • 上等の児童文学は、大人になってから読むと2倍3倍おもしろい。
    それにつけても、インジャン・ジョーは怖い。

  • 最後まで読んでない・・・。半分以上は読んだけど。洋書ってなんか使う言葉とかがおかしいからわからない・・・。訳してるんだから仕方がないんかもしれないけど・・・。

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著者プロフィール

Mark Twain 1835年-1910年.
邦訳された自伝に、
時系列順に並べられている
『マーク・トウェイン自伝 〈上・下〉 ちくま文庫 』
(マーク トウェイン 著、勝浦吉雄 訳、筑摩書房、1989年)
や、トウェインの意図どおり、執筆順に配置され、
自伝のために書かれた全ての原稿が収録されている
『マーク・トウェイン 完全なる自伝 Volume 1〜3 』
(マーク トウェイン 著、
カリフォルニア大学マークトウェインプロジェクト 編、
和栗了・山本祐子 訳、[Vo.2]渡邊眞理子 訳、
[Vo.1]市川博彬、永原誠、浜本隆三 訳、
柏書房、2013年、2015年、2018年)などがある。



「2020年 『〈連載版〉マーク・トウェイン自伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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